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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
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2024年2月の記事一覧

運動器疾患における荷重練習

リハ塾の松井です! 脳卒中後の運動麻痺、股・膝関節の術後など、臨床において歩行動作を改善するために荷重練習はよく行うと思います。 ただ、闇雲に回数をこなせば良いというものではなく、そこには「質」が伴っていないといけません。 脳卒中だけでなく、整形疾患でも重要です。 そのためには、患部だけに焦点を当てるのではなく、全身へ目を向けて運動連鎖を行われるべきでしょう。 今日は荷重練習を行う前に目を向けてほしい、前提となるべき条件について解説します。

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肩関節疾患の基本的な評価と介入の進め方

リハ塾の松井です! 最近は肩関節疾患の患者さんを診る機会が増えているのですが、やはり改めて肩関節疾患は難しいなーと感じております。 でも、個人的に一番好きなのも肩関節疾患なので、上手くいかない症例もいますが、必死に頭をひねってあの手この手を考えています。 そこで、今回は僕が個人的に一番好きな肩関節についてのテーマを持ってきました。 臨床で肩関節疾患を評価・介入する際のポイントを僕なりの解釈でお伝えしていきます!

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圧迫骨折に対する運動療法のポイント

リハ塾の松井です! 最近は圧迫骨折の方を担当する機会が多いのですが、今思うと若手の頃は安易に考え過ぎていたなーと思います。 と言うのも、同じ椎体レベルの圧迫骨折であっても、痛みの訴え方や程度は全然違いますし、ある程度期間が経過しても強い疼痛が変わらなかったりと、奥が深いです。 若手の頃に深く考えず運動療法を指導していましたが、中々疼痛が軽快しない症例は何が起こっていたのか。 改めて考えさせられます。 そこで、今回は圧迫骨折後の運動療法を行う際の注意点をまとめてみました

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多裂筋の機能を高めるためにはただ伸展させれば良いわけではない

リハ塾の松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰痛をはじめ、円背を呈する高齢者にも多裂筋の機能は重要です。 ですが、効果的に多裂筋はどうやったら働くでしょうか? ただ体幹を伸展や回旋させれば働くでしょうか? 大腿四頭筋や三角筋のように大きな筋肉で、可動性も大きい関節に働く筋肉ではないので、そのように単純にはいきません。 今回は多裂筋を働かせるために必要な知識をまとめましたので、これを参考に多裂筋の機能を高めてみてください!

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歩行周期における立脚中期以降に着目して

リハ塾の松井です! 今日は歩行周期の中でも、立脚中期に着目し、さらに前方へ推進するためのポイントを解説します! 立脚中期の特徴としては、そこに至るまでに重心が高くなっているはずなので、それ利用した倒立振り子運動による、重心が高い位置から低い位置へ落ちるエネルギーを用いています。 なので、それを如何に殺さずに上手く活かして前方への推進力へと変換できるかがポイントです。 それを活かせないような要因があると、より筋力を発揮して前方への推進力へと変える必要があるので、言わば無

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肩関節における関節包、靭帯の捉え方

リハ塾の松井です! 今日は肩関節における関節包、関節上腕靭帯の臨床的な捉え方について解説します。 肩関節は筋肉で考えても、小さい筋肉が多数付着しており、臨床的にも難しい関節の1つと思っています。 筋肉ならまだ良くても、靭帯や関節包となると途端に苦手意識が強くなる方も少なくないのではないでしょうか。 ですが、靭帯や関節包の拘縮が関節可動域制限に関わっている症例も少なくありません。 そこで、今回はそんな関節包と靭帯について、なるべく分かりやすくまとめてみました。

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膝関節における痛みの原因を知ろう!

リハ塾の松井です! 今回は痛みは痛みでも、膝に焦点を当てて書いてみましたので、臨床で膝の痛みに難渋している方は是非最後まで読んでください!

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仙腸関節痛のタイプと介入の実際

リハ塾の松井です! 腰痛は臨床でもよく聞く訴えの1つですが、原因は様々でしっかりと評価に基づいて介入していかないと、上手く効果は出ず、何となくマッサージで終わってしまうことも多いです。 そんな腰痛の原因の中でも、今日は仙腸関節痛をピックアップし、3つのタイプに分類して、それぞれのタイプの特徴と理学療法戦略について解説します。

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歩行時の推進力を出すための考え方

リハ塾の松井です! 今日は立脚中期からさらに前方へ推進するためのポイントを解説します! 立脚中期はそこに至るまでに重心が高くなっているはずなので、それ利用した倒立振り子運動による、重心が高い位置から低い位置へ落ちるエネルギーを用いています。 なので、それを殺さずに如何に上手く活かして前方への推進力へと変換できるかがポイントです。 それを活かせないような要因があると、より筋力を発揮して前方への推進力へと変える必要があるので、言わば無駄なエネルギーを消費していることとなり

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生理学的背景から考える末梢組織への介入

リハ塾の松井です! 身体を大まかに分けると、末梢と中枢に分けることができます。 中枢は中枢神経系、末梢は髄膜の外側にある全ての組織を表しています。 リハビリによってセラピストが直接触ったり、関与できるのは末梢組織です。 中枢神経系の機能や役割を知り、それをリハビリへ活かすことも大事ですが、まずは直接関われる末梢組織に関する知識を深め、最大限にリハビリへ活かせるようにするのが大事です。 そこで、今日は末梢組織に対するアプローチが身体とどのように関連するのか、生理学的な背

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解剖学から神経由来の疼痛を考える

リハ塾の松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経根や末梢神経が痛みなどの機能障害に関与する場合、神経系の解剖学の知識は必須です。 「神経が圧迫されるから痛い」という理解だけでは不十分です。 そのような理解では、結局何となくストレッチして、何となくマッサージして、何となく筋トレして、というような内容で終わってしまいがちです。 そして、患者さんの痛みもあまり変わらないという残念な結果になってしまいます。 そうならないためにも、まずは基本的な神経系の解剖

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膝関節の歩行時痛における評価

リハ塾の松井です! 膝関節の疼痛の1つの特徴として、歩行時に疼痛が起こる場合が多いです。 なので、アライメントがどうとか筋緊張がどうとか静的な評価だけでなく、動的な疼痛評価は必須の評価です。 今日は膝関節の疼痛に焦点を当て、動的評価の方法を一部ご紹介します。

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膝OAの特徴的所見と歩行から疼痛を紐解く

リハ塾の松井です! 膝関節の疼痛の原因をきちっと言語化できますか? 漠然と変形しているから、筋力が弱いからという理由でリハビリしていても、良くなるものも良くなりません。 膝関節疾患における疼痛をテーマに、なぜ痛いのかという点を深掘って考えてみました。

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股関節は大腿骨、骨盤の双方向の視点がポイント

リハ塾の松井です! 臨床で患者さんを評価、介入する度に思うことがあります。 やっぱり「股関節」は重要だと。 股関節は大腿骨骨折や股OAなど、股関節疾患でなくても制限がある場合も少なくなく、かなり重要関節です。 何故、そんなにも股関節が重要なのか、普段僕が股関節をどのように診ているのかを解説しつつお伝えします。

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