病院で実際にリハビリを体験する。
今回、光ヶ丘病院さくらまつりでは、福祉用品の展示や紹介やリハビリを体験したり出来るコーナーや、注目のセラピーを体験するブースを設けました。
病院は病気になってから行くところだけではないのです。
情報を知ることだけでなく、実際に体験をしてみることは、後から活きて来ます。
福祉用具体験ブースでは、福祉用具の紹介と体験していただきました。
自分で食事を摂る、時間がかかっても自分の力で食事を摂ることが、自立への意欲にもつながります。補助具の体験が出来ました。
子供達には人気の車椅子体験。乗っている人の気持ちになって車椅子を扱うことは大切です。実際に、車椅子に乗ってみて、その操作、目線などを体感出来ました。
足のリハビリ体験では、「理学療法士」と歩く訓練や装具・歩行補助具を使った歩行体験が行われました。
理学療法士とは、身体が思うように動かない人に対して、「立つ」「歩く」「座る」「寝る」などの基本的動作能力の回復・維持を目的にリハビリテーションを行う専門職です。当たり前に出来ている動作が出来なくなった時の補助具によって動きも変わります。
手のリハビリ体験では、「作業療法士」と食事動作訓練をする体験が行われました。
まず、食べ易くなる姿勢作りから行います。スプーンを握り続けられるか、皿を押さえることが出来るか、食物をすくえるか、口までスプーンを運べるか等、食事に必要な動作のどこに問題点があるのかを確認し、動作の練習をしたり、道具を工夫することで、自分で食べるように援助します。
口のリハビリ体験では、「言語聴覚士」や「管理栄養士」と、とろみ水や食の体験を行いました。
言語聴覚士と管理栄養士との合同体験というのは意外のようではありますが、言語聴覚士は言語・音声・嚥下(口から安全に食物や水分を飲み込むこと)に関わり、食べ物を口の中に入れる、噛み砕く、飲み込むという一連の流れを指導しているので、連携してリハビリをしています。
とろみをつけることで、むせにくくなる「とろみ水」。恐る恐る口にしてみるお子さんの顔は緊張気味です。でも、飲んでみればジュースの味でした。
また、さくらまつりでは、富山大学医療系ボランティアサークル「虹の鳥」に、「ぬいぐるみ病院+命をつなぐ教室」を行っていただきました。
ぬいぐるみに聴診器をあてて診察したり、救急救命のやり方を教わります。
リハビリという言葉は知っていても、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士という専門のセラピストがいて、日常生活に戻るために訓練をする。そのたの連携を学ぶことが出来ました。
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