おいしい、のその先を。
8月22日(日)21:02水瓶座で満月。
そんな最幸なタイミングで、ココロとカラダを整える宿 ご縁の杜の《満月の界》スペシャルディナーのゲストシェフを務めさせて頂きました。
満席御礼のこの日のディナー。フルメンバーがキッチンを切り盛りしてくれました。本当にありがとう。
この日のディナーは、ご縁の杜久々のコース出し。
一品一品、ご説明を添えながらお召し上がり頂きました。
当日のキッチンメンバーはもちろん、お野菜を提供してくださった師匠のコヤマさんや、当日までお野菜の仕入れにてんやわんやしてくれたまっきー、玄米麺を最速で届けてくださった自豊暮さん、本当にもう、たくさんの方が力を貸してくださいました。
本当にありがとうございます。
たくさんのお客様に「おいしかった」と言って頂けたことはもちろん嬉しかったのですが、「カラダがポカポカしてきた!」というようなお声も届き、わたしが大事にしたことが届いたような氣がしてわたしこそつくらせて頂けて幸せでした。
今回メニューを考えるにあたり、いろんな策を練ろうとしましたが、結局わたしがしてきたこと、そして表現できることは「野菜のエネルギーを味わってもらうこと」に尽きると感じたんですね。原点回帰、というか。
ですから、わたしは本質的な手のかけ方のみ。奇を衒うようなことはせず、シンプルに固定種野菜のエネルギーを味わって頂けるコースにしました。
おいしい、と感じて頂けること。お客様が来てよかったと感じてくださること。そんなことは大前提の上で、わたしはお客様を幸せな氣持ちにできたでしょうか。カラダがよろこぶ感覚をお持ち帰り頂けたでしょうか。
この日は朝からずっと立ちっぱなしでしたので、足腰はなかなかの疲労感でしたが、氣力は全く衰えることなく。
翌日も朝すんなり起きることができ、キッチンでお手伝い&お弁当担!
どこまでいってもわたしは心がほどけるおむすびが原点であり、求められるのかなぁなんてことも思いながら、わたしの生み出すものが誰かのより自分を生きる力になるのならまたチャレンジしてみたい、と思った体験でした。