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あるお店に連れてってもらい、そこで『愛』という世界を知る(5)



あるお店というのは、
パワーストーン屋さん。





大阪のとあるパワーストーン屋さんに
足を運び始めたのは、
偶然ではなく必然だったのかもしれません。






そこは、ただの店舗ではなく、
人と人、心と心が繋がり、
『愛』や『地球の法則』を
自然に学べる場所でした。







でも、実際にその教えを聞いても、
私の中にはなかなかすぐに
受け入れられない自分がいました。





過去の経験から生まれた
”恐れ”や”疑い”が心の奥底に残っていて、   



『この法則が本当に私にも当てはまるのだろうか?』


と、信じきれない自分がいたのです。








それでも、毎日2時間かけて通う中で、
少しずつ心がほぐれていく感覚がありました。







完全には理解できないまでも、
その場所での時間は、何か大きなものに
『許されている』という感覚を与えてくれたのです。




”恐れ”を感じる自分もまた、
必要な存在として認められているような、
そんな不思議な安心感がありました。







『愛』や『地球の法則』を学び始めるのは、 
簡単ではありませんでしたが、
少しずつでもその教えが心に染み込んでいく。







そのプロセス自体が、私にとっての
大きな気づきであり、
新たな一歩だったのだと感じています。







そのパワーストーン屋さんで、
今までの自分が知らなかった
”新しい世界”に出会いました。







それは、ただの新しい知識や情報ではなく、
自分の”当たり前”だと思っていた
考え方や価値観をひっくり返すようなものでした。







それまで持っていた固定観念が、
まるで風に舞う砂のように、
少しずつ崩れ落ちていくのを感じました。







そして、その変化と共に、
これまで親しくしていたヒーラーさんや
知り合いとの別れも訪れました。






彼らとの関係もまた、
自分の成長にとって大切なものでしたが、
新しい自分を見つけるための過程で、
自然と道が分かれていったのかもしれません。






かつては心の支えだった人たちと
離れるのは寂しさもあったけれど、
そこには”手放し”という学びも
含まれていたように思います。








未知の世界に触れることで、
新しい出会いと別れの波が訪れ、
そこから今の自分が生まれようとしている。




そんなふうに、この場所での体験は、
私にとっての”変容”そのものでした。


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