大谷翔平の9×9(マンダラチャート)の書き方
ドジャースが、
リーグ優勝をし
ワールドシリーズを制覇し
大谷翔平選手も満票のMVPを獲得しましたね。
本当におめでとうございます!
日本の誇りですね!
アメリカでの歓声が、
まるで日本にまで
届いてくるかのようです。
ワールドシリーズ制覇の歴史的な瞬間には、
私も胸が熱くなりました。
さて
今やメジャーリーグを
代表する選手となった
大谷選手ですが、
高校生の頃にはすでに
しっかりした人生設計を
描いていたことを
ご存じでしょうか?
しかも、
その人生設計には、
具体的な年齢での目標が
明確に描かれていました。
・18歳 メジャー入団
・20歳 メジャー昇格 15億円
・28歳 WBC優勝、MVP
すべてがその通りと
いかないまでも、
確実に設計通りの
人生を歩んでいる
というから驚きです。
単なる「夢」で
終わらせることなく、
実際に一歩一歩
実現しているんですね。
夢実現の根幹にあるのが、
高校生のときに行った
目標設定シートです。
「マンダラチャート」
とも呼ばれています。
9×9のマスで作られたシートを使い、
目標を具体的な行動に
落とし込むフレームワークで、
夢や目標を
「現実的な行動」
に変えられる
と言われています。
実は夢や目標があっても
そのために何をすればいいか、
明確な道筋を
描けていないことが多いんです。
目標が漠然としていれば、
行動が散漫になり、
結果的に夢が遠のいてしまいます。
そこでマンダラチャートで
目標を小さく分割して
具体的なステップを
明確にするんですね。
大谷選手も
高校の野球部で
このフレームワークに
取り組んだそうです。
・・・というわけで、
ここからは、
夢を実現するための
マンダラチャートの
やり方をご紹介します!
ーーーーーーーーー
①9×9マスの中央に
「自分の目標」を書く
ーーーーーーーーー
まず、紙に9×9のマスを作ります。
中央のマスに書くのは、
あなたが達成したい
「目標や夢」です。
大谷選手の場合、
中央の目標は
「ドラフト8球団1位指名」
でした。
今回は
「キャリアアップ(昇進・スキル向上)」を
例にして考えてみましょう。
ーーーーーーーーーー
②中央の周り8マスに
目標達成のために
必要な「要素」を書く
ーーーーーーーーーー
次に、その目標を達成するために
必要な「要素」を目標の周囲
8つのマスに書き込みます。
「キャリアアップ(昇進・スキル向上)」
ためには何が
必要だと思いますか?
・スキルアップ
・業界知識の習得
・自己管理能力の向上
・資格取得
などの要素が
思いつくかもしれません。
それらも大切ですが、
目標には昇進もあります。
そのためには、
・人脈作り
・仕事の効率化
・リーダーシップ向上
・評価の向上
など、自分以外の
要素も必要に
なってくるはずです。
さまざまな視点から
重要だと思うものや
足りないと思うものを
書き出してみてください。
ーーーーーーーーーーー
③「8つの要素」を
得るために必要な
「8つの行動目標」を書く
ーーーーーーーーーーー
最後に、
②の8要素に対して、
それぞれ具体的な「行動」を
書いていきます。
アクションに加えて
期日や数字を決めることが
ポイントです。
例えば「健康」のために
「お酒を減らす」
では足りないんですね。
・週2日は休肝日
・1日2杯まで
など、数字を意識しましょう。
日にちや数字を決めることで、
目標が具体的になり、
達成できたかを
はっきり確認できます。
もちろん、
全部埋められなくても
大丈夫です。
実践しながら
書き足してくださいね。
今回の例でれば
1. スキルアップ
新しいソフトウェアやツールを習得
業務で活用できるプレゼンテーションスキルを磨く
外部セミナーに参加
2. 人脈作り
社内イベントや勉強会に参加して同僚と交流
業界のプロフェッショナルとつながる
自身の強みや成果をアピールできる場を意識的に増やす
3. 仕事の効率化
タスク管理ツールを導入し、進捗を可視化
無駄な会議や作業を削減
時間を区切って優先順位を明確化
4. リーダーシップ向上
部下や後輩へのフィードバックを練習
チームでの成功を優先するマインドセット
プロジェクトの進行管理を積極的に担当
5. 業界知識の習得
専門書や業界紙を週1回読む習慣を作る
トレンドや最新技術のニュースをチェック
競合分析を行う
6. 自己管理能力の向上
朝活を取り入れ、生産性を上げる
ストレスマネジメント(運動や瞑想を活用)
ワークライフバランスを意識
7. 資格取得
業界関連資格(例:TOEIC、簿記、IT資格)に挑戦
学習計画を作成し、週10時間の学習を確保
模擬試験を定期的に受ける
8. 評価の向上
上司や同僚に進捗や成果を定期的に報告
会社の目標と自身の業務をリンクさせる
360度評価でフィードバックをもらい改善
とまぁ、
こんな感じですね。
書くマスも多いので、正直
「ここまでやるのは面倒」
と思ったかもしれません。
ですが、
一歩ずつ取り組んでいけば、
目標達成が現実味を帯び、
必ず成果が見えてきます。
マンダラチャートは、
視覚的にゴールとプロセスを整理できる非常に効果的なツールです。
ポイントは以下の3つ。
1. 優先順位をつける
すべてを一度に進めるのは難しいので、まずは1〜2つのサブ目標に集中しましょう。
2. 進捗を可視化する
定期的に見直し、達成した項目にチェックを入れることでモチベーションを維持できます。
3. 目標を細分化する
具体的な行動プランに落とし込むことで、日々のタスクとして取り組みやすくなります。
大谷選手も一つひとつの
行動を積み重ねた結果、
今の成功を手にしているんですね。
そんな彼の大きな目標
「ワールドシリーズ優勝」も
今や現実となりました。
さぁ、今度は
あなたの番です。
まずは紙とペンを用意して、
あなたの未来に向けた第一歩を
踏み出してみましょう。
たった一枚の紙から、
あなたの人生が
大きく変わるかもしれません!
是非マンダラチャートを
キャリアや仕事の場面でもぜひ活用してみてください!
もしかしたら、新人や後輩育成で使うと
新しい発見があるかもしれませんよ。
以下、引用
マンダラチャートとは?
マンダラチャートは、
目標達成やアイデア整理のためのツールです。
中心に目標やテーマを置き、それを取り囲む形で関連する要素を展開していく9マス×9マスのチャート形式が特徴です。
仏教の曼荼羅(マンダラ)に由来しており、全体像を視覚的に捉えやすくするために使われます。
特に、メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校時代に活用していたことで有名です。
彼はこれを用いて「理想の自分」に必要な具体的行動を明確にし、目標達成に向けて取り組んでいました。
マンダラチャートの構造
マンダラチャートは、以下のように構成されます。
1.中央のマス(主目標)
自分が達成したい目標やテーマを記入します。
2.周囲の8マス(サブ目標)
主目標を達成するために必要な要素や行動を記入します。
3.周囲8マスからさらに展開(具体的なアクション)
各サブ目標に対して、さらに具体的なアクションや要素を細分化して記入します。
具体例:スポーツの目標設定(野球選手の場合)
1. 主目標
中央のマスに「メジャーリーガーになる」と記入します。
2. 周囲の8マス(サブ目標)
「メジャーリーガーになる」ために必要な要素を記入します。例えば:
• 技術向上
• 体力強化
• メンタル強化
• 栄養管理
• 英語習得
• 試合経験を積む
• コーチからの学び
• 休養・リカバリー
3. サブ目標を具体化(さらに展開)
次に、各サブ目標をさらに細分化します。例として「体力強化」を展開します:
• 体力強化
• 筋力トレーニングを週5回実施
• 有酸素運動を週3回取り入れる
• 睡眠を1日7時間以上確保
• 毎日ストレッチを行う
これを他のサブ目標についても行い、全体を具体的なアクションで埋めていきます。
使い方のポイント
1. 目標を明確化する
曖昧な目標ではなく、「何を」「いつまでに」達成したいかを明確にします。
2. 視覚的に整理する
全体像が一目で分かるので、モチベーション維持に役立ちます。
3. 定期的に見直す
進捗を確認し、必要に応じて内容を修正します。
日常生活での活用例
例えば「ダイエット」が目標の場合、以下のように活用できます:
中央の目標:3ヶ月で5kg減量
サブ目標:
• 食事管理
• 運動習慣
• ストレス管理
• 睡眠改善
• 目標設定
• サポート体制
• モチベーション維持
• 記録・評価
それぞれを具体化して行動に落とし込みます。
結論
マンダラチャートは、大きな目標を小さなアクションに分解するのに適したツールです。仕事、学業、趣味など幅広い分野で活用できるため、ぜひ試してみてください。