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傷あと や 古傷 〜痛み や 皮膚の引きつり や シワ 〜 前編
よしながです。
今日は、手術後や、手術していなくても 怪我をして しばらくした後の 傷口部分である皮膚や皮下組織についてのお話をしようと思います。
(ここでは 創部ソウブを、わかりやすく傷口と表現します)
今回(3回に分ける予定)のお話の結論 からお伝えすると
①皮膚は伸びる そして 滑る
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②手術後や怪我の傷口は、皮膚や筋膜などの 伸び具合 や 滑り具合 を低下させる
③皮膚の伸張性(伸び具合)は、自然回復が難しい
④傷口の影響は、後々の痛みにつながる
⑤皮膚へのアプローチ&マッサージ方法
今日は上記の①と②についてお話しします。
①皮膚 は伸びる そして 滑る
例えば、膝を最大限に曲げたとき、
膝の前部分の皮膚が伸びることは、想像しやすいでしょうか。
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また、皮膚は伸びる(伸張性)だけでなく、
皮膚は その下にある皮下組織の上を 滑ります(滑走性)。
このことは、身体が円滑に動くためには、とても大切なことです。
また、関節の動く範囲だけでなく、関節の動き方にも寄与します。
関節の動き方の詳細については、この度は割愛しますが、
皮膚の伸張性や滑走性の低下によって、
関節運動時に 運動方向の軌跡 がズレるため、
関節の周囲の何らかの組織に 過負荷がかかる可能性がある
とだけお伝えしておきます。
②手術後や怪我の傷口は、皮膚や筋膜などの伸張性や滑走性を低下させる
続いて、
傷口ができると、皮膚に治癒力が働きます。(曖昧な物言い🙏)
まず、怪我や手術などで皮膚に傷がつくと、
炎症反応が起こり、そして、
傷口を修復しようと、傷口周辺をくっつけようとする力が働きます。
(癒着・瘢痕という治癒過程 を辿っていきます)
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この傷口が修復されていく過程で、
怪我をする前や、メスを入れる前と、全く同じ状態に戻るかというと、
そうではありません。
傷口が大きいほど、深いほど、炎症反応が起こる範囲 が大きいため、
くっつこうとする範囲も 大きいということになります。
そのため、本来、皮膚は、皮下組織の上を 滑る必要があるのですが、
皮膚と皮下組織や、筋肉と他の筋肉部分など、
一緒になってくっついてしまう ことがあるために、
本来、滑る必要があるそれぞれの組織に対して、
関節の動きや皮膚の動きの妨げになります。
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また、皮膚などの伸張性や滑走性が低下する と、
血行が悪くなるなどの要因で、痛みを発生することにも繋がることが
しばしば見受けられます。
この痛みについては、次回にもう少しお話ししたいと思います。
この度は下記の①と②のお話でした。
①皮膚は伸びる そして 滑る
②手術後や怪我の傷口は、皮膚や筋膜などの 伸び具合 や 滑り具合 を低下させる
③皮膚の伸張性(伸び具合)は、自然回復が難しい
④傷口の影響は、後々の痛みにつながる
⑤皮膚へのアプローチ&マッサージ方法
次回は③④のお話をしたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
hikari整体サロン
吉永光恵
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