**001 解答
Q.1
56才の父と29才の娘がいます。
父の年令が娘の4倍だったのは何年前ですか。
【解答】A. 20年前
本当は線分図が一般的ですが、
まずは解答の道筋のイメージから。
〈例〉
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 12個
▲▲▲▲▲▲ 6個
〇の数が▲の3倍になるのには何個ずつ取ればいいでしょうか。
実は、「差」がポイント。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 12個
▲▲▲▲▲▲△△△△△△ 6個 なので差は6個(△で表示)
求める倍数が3倍なら、差△△△△△△を2で割って1区切り分を求める。
求める倍数が4倍なら、差△△△△△△を3で割って1区切り分を求める。
今回は3倍なので2で割って1区切り分を求めます。
〇〇〇||〇〇〇|〇〇〇|〇〇〇 12個
▲▲▲ || ▲▲▲ |△△△|△△△ 12個
1区切りは3個分ですね。
あとは▲▲▲▲▲▲から1区切り分▲▲▲を確保して切り離します。
〇〇〇 || 取ると 〇〇〇|〇〇〇|〇〇〇 9個余る
▲▲▲ || 取ると ▲▲▲ 3個余る (△は用無し、バイバイ)
すると、〇の数は▲の3倍になる。
ということはそれぞれ3個取ればいい、ということですね。
同じことをやってみます。
父 56才
娘 29才
…数が多いので線分図ですね、これは。
個人的に手書きの方が伝えたいことをまとめられるので書いてみました。
裏紙感満載でスイマセン。笑
図の通り、答えは20年前になります。
線分図とか図形とか、書いてる時が一番楽しいですよね。漫画家やイラストレーターで例えるのは違うと思うけど、数式とか作図って作品のように心を込めて書いているのに、すぐに消されてしまう刹那的なものだなといつも思う。
また問題出すので、気が向いたらチャレンジしてみてください。