キンドルと紙の本
佐々木さんのこの記事を読んで、改めてキンドルと紙の本について考えてみた。
私が買う本は、キンドル:紙は半々くらい。
モノクロはKindle Paperwhite、カラーはFireタブレットで読んでいる。
基本は絶対紙が好きなんだけど、キンドルで買う時は
・今この瞬間にどうしても読みたいとき
・キンドルがセールをやっているとき
でもこうやって買っていると、だいたい半々くらいになるんだなあ。
ああ、今気づいたけれど、私が田舎に住んでいるのも大いに影響している。
東京に住んでいたら、今この瞬間に読みたいと思ってもすぐ本屋に行って、たぶんほぼ手に入る。
ここに住んで、夕方くらいに思い立ったら、そのためだけに車を出して、一番近い本屋も20分くらいの所へ、あるかないか分からないのに行けない。アマゾンで注文しても到着は翌日か翌々日(これも、もんのすごく早いことなんだけれど!!)。
そう考えると、「あっ、今すぐ読みたい!」という気持ちがしぼまないその瞬間に注文できて、数秒後に手に入るという、ちょっとだけ前の時代から考えても魔法のようなツールで、確実に書籍の購入率が上がっている感はある。(魔法のようなというか、もう私にとっては確実に魔法。)
キンドルのメリットは、上に挙げたように
・読みたいと思ったその瞬間に手に入る
・基本紙よりちょっと安いし、時にセールで半額になったりする
加えて
・持ち運びが楽
でも、改めて考えてみたけれど、私が好きなのはやっぱり紙の本だ。
やっぱり私のベースはアナログなんだなあと思う。
紙の本が、再読するときも圧倒的に参照しやすい。
読んでいて、残りのページ数が物量で分かるのもいい。
あと、私は本を人に貸したりあげたりしたくなるので、キンドルで買って紙の本を買い直したこともある。
本がたまってきたら、地域の図書館に寄贈したりもする。
最近では、メルカリでも売れる。
また、本は一読でいいやと思う完全な娯楽の本と、何度でも読み返して、内容を自分のものにしたいと思うものがある。
読んだ瞬間には「うわ~知れてよかった~」と思うような本も、一読しただけでは、私は、たぶん数日後でも頭の中には10%も内容が残っていない気がしている。(特に自己啓発系)
それはもう、読んでいないも同然な気がする。(「その本読んだ!」とは言えるけど。)
そこで、ちゃんと読み込みたい本は、本自体にガシガシ書き込みをしながら、メモをとりながら読むようになった。(日常でフリクションにあまりメリットを感じていなかったけれど、本の書き込みには最適なんじゃないかと思った。)
これができるのも紙だから。
そうやって参照しながら、ここnoteでその本についての記事を書いていると、頭に残る内容はかなり違うものになってくると思う。
そこまでしても、やはりどんどん忘れていくので、定期的に読み返したいと思う。
その時、振り返りやすいのが、私にとっては紙の本なのだ。
キンドルはやはり、ネットでブログを読んでいる感覚に近い。
「自分のものではない感」が強い気がする。
それでも、読みたいと思った瞬間に手に入る喜びと、その気持ちを決して逃さないという点は、私にとって非常に大きいものであり、紙と比較した読みづらさを差し引いても、紙の本を凌駕するかもしれない。
本当に読みたい本は予約すれば、発売日にアマゾンから届く。
でも、キンドルは、ネットなどで誰かの書評なんかを読んだときに、「これ読みたい」と思った、私が知らなかった本に出会えるチャンスを格段に上げてくれているのかも。
これからも、だいたい半々の割合で買い続けていくと思います。
追記:
読み返して思ったけど、どっちにしろ私が購入する場所は9割アマゾンだということですね。これは田舎だからしょうがない。リアル書店に行くのは月2回くらいです。田舎の生活についてもまた書こうかな。
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本文の後に日記的なこともちょっと書いてみます。
この記事は大体前日に書いて、翌朝起きたらちょっと直したりしてアップしています。
サムネイルの画像は、だいたい前日に庭か近所で撮影したものを使っています。
最近は雨や曇りが多いので、少し前に撮ったものを使うことも。
最近は何時に寝ても4時台に目が覚めることが多くて、今朝は3時に目が覚めて二度寝しようと思ったんだけど、寝付けなかったので3時半に起きてしまいました。
今日は母親の付き添いで某病院に行きました。(大きな病気とかじゃ全然ないです。経過も順調です。よかった。)
ここは8時に着けば、診察がものすごく早く終わります。(科によると思いますが。)8時半に着くと、午後までずれこみます。
自宅からは車で1時間くらいなのですが、7時を過ぎると道が混むので、今日は6:45に出発しました。
道も診察も、物凄く順調に進んで9:15には会計まで全てが終了しました。よかった~。
この病院は敷地内にスタバがあるので、私はそこで過ごしています。
この時間帯は常に空いていて快適です。
読書とか、はかどりますね。
自宅が田舎すぎて、こういうところにサクッと来られないんですけど、やっぱり家だといろいろはかどらないんですよねえ。。。どんなに綺麗にしても。
今は、ジョナサン・ハイトの『社会はなぜ左と右にわかれるのか ~対立を超えるための道徳心理学~』という本を一生懸命読んでいます。
ちょっとお高いので迷ったのですが、もうガシガシ書き込みながら、まとめながら読むことにしました。難しいので。
600ページあって、3部構成なのですが、1部を読み終えたら記事を書こうと思います。
ジョナサン・ハイトも、3冊の本と思ってもらってもいいと書いていたので。
少し前に、途中まで読んだんだけど、日が空くとだめですね。
もう一度最初から丁寧に読み返したら、「はじめに」の10ページを理解するのに1時間かかりました。
先は長いです。
家にいると、どうしても手が伸びなくて、昨日は高橋源一郎さんの『お釈迦さま以外はみんなバカ』という、出たばかりの新書を読みました。
本を読んで笑い転げるのも久しぶりでした。
高橋源一郎さんもほんとうに大好きです。
これは、高橋源一郎さんがパーソナリティーを務めるNHKラジオ第一『すっぴん』金曜日の中のコーナーで話していることのまとめみたいな本なんですが、自分のツボすぎてたまらないです。
またいつか記事に書きます。
午後は月1回恒例の講演会を聴きに行きました。
今日のテーマは国土交通省の方がお話ししてくれた治水対策。
最所の30分は頑張ってメモをとっていたのですが、、、ごめんなさい、寝てしまいました。
なんで寝てしまったのか、帰りに運転しながら結構深く分析しました。笑
隙間時間に、先月人にあげたドライ巨峰を買ってみたんだけど、美味しいんだけどめっちゃ歯にくっつくね、これ。
自分食べてないのに、カンで美味しいだろうと思ってあげたけど、ごめんなさい。(でも美味しいって言ってたからいいか。いや、ごめん。)
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