布の芸術祭3
布の芸術祭の続き。こちらは、メイン会場から徒歩10分弱ほどの「旧文化服装学院」という会場で展示されていた、韓国人ユ・ソラさんの『日々/Day by Day』という作品。
身の回りのものが全て白と黒で再現されているけれど、その材料が布と糸だと無機質と温かみの中間のような、感じたことのない不思議な印象が広がっていて、じっくり細部を見ながら部屋を何周もしてしまった。
旧文化服装学院の建物もまた素晴らしくて、工場とは違うけれど、やはり公的なドライさと昭和の学校感があって、本当に良い建物が残っているなあと思う。
こういう「良い建物」は全国各地無数にあるのだと思う。でもそれが街のどこにあるのか、そこはどんな街なのかも重要なんだよなあと思う。富士吉田、いいところだなあ...と思う。(続く)
いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。