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『何者』著 朝井リョウ 感想戦

注意⚠️以下ネタバレを含みます

感想

最初から最後まで心がえぐられました!!!!!
ウッ…………痛い………もうやめて、、クリティカル入ってるよ……
もう何していいかわからないじゃないか!
朝井リョウ先生の自虐でもあるのかな?なんて思ったり、まさか俺は作品を世に出して評価されてますけどね自慢!??!なんて天邪鬼に感じたり………。

感想noteに書くのやめようかと本気で思ったけれどそれをしたら影響されやすいね、君、自分の意見は無いの?なんて隆良に言われそうだから書きます。たくとくんはハッシュタグでパブサかけてどうせ読んでるんだから黙っててね。なーんて!

この本、私にも痛い意味でぶっ刺さったし朝井リョウ先生自身も痛かったんじゃないかなと思いました。
ウワーめちゃめちゃいろんな人と感想会開きたい。こんな作品ある??????


俯瞰・観察者という言葉


隆良がやってるのはいわゆる「お気持ちツイ」ではないのだろうか?
そこら辺の何でもかんでもに対して、まあ僕はこう思いますけどね。みたいなテンション。
なんだかひろゆきみたいと思ってしまったのは私の頭が陳腐だからです。。。

お気持ちツイは今となっては嫌がられることだし、それが芸能人関係なら反転アンチのように思われることが多いけれども、こう隆良とたくとみたいに万物お気持ちだとどういう立ち位置になるんだろう?

ただの痛いヤツ?かっこつけたがり?他人とは違うという優越感に浸ってばかりの凡人?
じゃあそう決めつけている何もできていないし成していない自分は何なの?同じ痛いヤツじゃないの?
ぐるぐる。ぐるぐる。


神視点


何者を通して俯瞰のような意味の言葉がたくさん出てくる。1歩引いた視点。他人から見た自分。客観的に考える。そういう言葉が、生きているキャラクターから神視点で綴られる。

それらに私は不安になる。

これから3年4年後、また自分について書かなければならない。見てもらえる人がいない。自分が自分について1番わかってなければならない。
残り3年で何が成せるのか。
責任が重すぎて持ちきれていない。

客観的おばさんは心の中にしまっておいて魔が差した時に出てきてもらおう。心配が増えてしまう。

多様性疲れ

じゃあ隆良みたいな人も、たくとみたいな人も、はたまたりかちゃんも、ギンジもみんなちがってみんないい、だね。
なんて結論には絶対にならないと思う。ならないで欲しい。
何基準で喋ってるの?とか何であなたが正しいの?とかじゃなくて道徳的におかしいだろ!!!と思うけど結局「それってあなたの感想ですよね」に上手いこと言われたってなるのがウガーーーー!!!!怒

わからない。わからない。この世は何が正解なのか。
正解なんて無くていいんだよなんて聞いてない。
君の感想もそこの人のことも何でも否定せずに認めてあげましょうなんておかしい。ダメなことはダメだし認めるべきことは認めるべきだ。 
それが多様性という言葉であやふやになっている。

わたしの心が狭いから視野が狭いからこのように考えてしまうのか?何も、わからない。認めるとかじゃなくて賛同か否定を求めている。誰か何者のアンサーブック書いてーーー!!!!!!!!!


あまりに天邪鬼

私は逆張りオタクで他人と同じは嫌だけど隆良みたいな人生逆張りくんみたいにはなりたくない;;;;イヤダー!!!

好きと嫌いは表裏一体というようになりたくないのは自分がなりそうだからと感じているのもイヤダー!

今のところ友達は大好きな人しか周りにいないけれども、就活絡みの友達になると変わってくるのだろうか。
少なくとも他人の不幸を喜んだり詮索したりする人には絶対になりたくない。


わざわざiPhoneのメモじゃなくて日記帳じゃなくてnoteを書いてるのは誰かに見られたいから評価されたいからだろというのは図星です。
ちょっと変えると誰かの意見を聞きたいが1番にあります。
備忘録でも裏垢でもありません、何かこのネットの波で叫ばせてください!!!!!!!!!

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