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「鬼滅の刃 しあわせの花」を読んだ中三女子の感想
鬼滅の刃の読み直し、第二弾です。
とはいえこの間読んだ「片羽の蝶」より、この「しあわせの花」のほうが先に刊行されているらしいんですけれどね・・・。
内容から見ても納得です。
今回読んだこの小説には、主人公の竈門炭治郎とその同期たちがよく出てきていましたから。
甘露寺さんとか玄弥くんとかは、やっぱり後の方に人気が出てきたんですかね?
ツイッターなんかを見ているわけではないので、あくまで憶測ですけれど・・・。
自分で二次創作を読み漁っていると、どうしても冨岡さんに偏りがちなんですよ。
だから今回、炭治郎たちがよく出てくる小説で新鮮な感じがしました。
切ない描写とか展開もあるんですけれど、わいわい賑やかでほっこりします。
三人組ってやっぱり、いいなぁと。
一番ワイワイできて、深い話もできる人数だと思います。
この三人組が一人と二人でわかれたりもせず、全員が物凄くキャラが濃いからということもあって、すごくほっこりしました。
前に読んだときには、第4話「アオイとカナヲ」が一番好きだったんですよ。
アオイちゃんとカナヲちゃんが可愛いですし、絡んできた男をアオイちゃんが投げ飛ばすシーンが格好いいですし、もちろん二人の描写もすごくいいですし。
ただ読み直して一番好きになったのは、第2話「誰が為に・・・」です。
善逸君がメインの物語です。
善逸君の師匠、桑島慈悟郎さんが本当にね、いい人です。
稽古は厳しくても優しいという王道の良さもあって、そして善逸君に「じいちゃんみたいになりたい」と言われて頬を染めるという照れ屋なところもあって。
良いキャラしてます本当。
善逸君が冨岡さんに人気投票で勝った理由がどうにもわからなかったのですが、ちょっとわかってきた気もします。
なんだかほっこりさせてくれる、いい本でした。
善逸君の性格の調査にもなったので、自分の二次創作で善逸君を書くのが楽しみです。
鬼滅の刃小説の読み直し、第一弾はこちら↓
「鬼滅の刃 片羽の蝶」を読んだ中三女子の感想|ひかり/読書ノート (note.com)