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初めて部下を持つ人に観てほしい!おすすめ映画ランキング10選

初めて部下を持つ立場になると、嬉しさと同時に不安もありますよね。上司としてどう振る舞えばいいのか、悩むことも多いはず。そんなときは映画からヒントをもらいましょう!映画ファンから評価が高く、知る人ぞ知る名作から学べるリーダーシップのエッセンスを、ランキング形式で10本ご紹介します。カジュアルに楽しみながら、新米上司として成長するヒントを掴んでくださいね。

10. リストラ・マン (1999年・アメリカ)​

  • 一押しポイント: 社畜サラリーマンの本音をブラックユーモアたっぷりに描いた痛快コメディ。上司キャラのインパクトが絶大です。

  • あらすじ: 仕事にうんざりした主人公ピーターは、あるきっかけで会社へのやる気を完全になくしてしまいます。翌日から堂々と遅刻し、上司専用駐車場に無断駐車して嫌味な上司をスルーし、真面目に働くのをやめてしまいます​

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: 部下に「こんな上司は嫌だ!」と思われるNG行動が満載の作品です。いい加減で配慮に欠けた上司のもとでは社員がやる気を失い、組織が機能しなくなる様子がコミカルに描かれています。新任上司として反面教師にできるポイントが多く、部下を大切にすることの重要性に気付かせてくれるでしょう。

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9. 生きる (1952年・日本)

  • 一押しポイント: 黒澤明監督の名作。静かに心を揺さぶる感動ドラマで、「人のために働くこと」の尊さを教えてくれます。

  • あらすじ: 市役所の窓口業務を30年間無遅刻無欠勤で勤めてきた渡辺課長。しかし仕事に情熱を失い、周囲から「生ける屍」と揶揄される日々でした。余命わずかと知った彼は、自分の人生をかけて街に小さな公園を作ることを決意します​

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: 自分の仕事に使命感を持ち、部下や周囲に良い影響を与えるリーダー像を考えさせられる作品です。渡辺課長のように組織の論理を超えて人々のために行動する姿は、部下を持つ立場で「何のために働くのか」を見つめ直すきっかけになります。華やかなリーダーシップではなくとも、真摯な行動が周囲の心を動かすことを教えてくれるでしょう。

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8. 頭上の敵機 (1949年・アメリカ)

  • 一押しポイント: 第二次世界大戦下の爆撃隊を舞台に、2タイプの上官の対比を通じてリーダーシップの難しさを描いた戦争ドラマの傑作です。

  • あらすじ: 英国に駐留する米軍爆撃隊では、部下に甘く失敗にも寛容なダベンポート大佐と、徹底的な訓練でミスを許さないサヴェージ准将という2人の指揮官が登場します​

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: 状況に応じたリーダーシップの在り方を教えてくれる映画です。緊迫した戦時下ではサヴェージ准将の専制的リーダーシップが奏功し、戦死者が減ったことが描かれます​

7. セッション (2014年・アメリカ)

  • 一押しポイント: 若きジャズドラマーと鬼教官の魂のぶつかり合いを描く音楽映画。ラストの緊張感あふれるドラム演奏シーンは圧巻です。

  • あらすじ: 名門音楽学校で将来を嘱望されるドラマーのアンドリュー。しかし彼が入ったバンドの指導者フレッチャー先生は超スパルタ教育で知られる人物でした。フレッチャーは暴言や容赦ないプレッシャーでアンドリューを極限まで追い込みます。才能を開花させるための指導は次第に狂気じみていき、生徒と教師の関係は緊張感MAXに…。果たしてアンドリューは彼の期待に応えられるのか?

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: この映画に登場する鬼教師フレッチャーのやり方は、「組織で決して見たくないリーダー像」のオンパレードです​

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6. プラダを着た悪魔 (2006年・アメリカ)​

  • 一押しポイント: 人気ファッション誌のカリスマ女編集長と新人アシスタントの奮闘を描く痛快ドラマ。メリル・ストリープ演じる“悪魔のような”女ボスの存在感が凄い!

  • あらすじ: ジャーナリスト志望のアンディ(アン・ハサウェイ)は、一流ファッション誌の編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタント職を得ます。ですがオシャレに疎いアンディに対し、ミランダは容赦なく無理難題を押し付け、辛辣な言葉で追い詰めます。職場は常にピリピリした空気で、アンディは心身ともにボロボロに…。果たして彼女はこの職場で成長できるのでしょうか?

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: **「悪い上司の見本市」**のようなミランダの振る舞いから、多くの教訓が得られます。皮肉や怒号で部下を動かす毒舌リーダーが職場に与える悪影響がリアルに伝わってきます​

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5. マイ・インターン (2015年・アメリカ)​

  • 一押しポイント: 世代ギャップを超えたハートフルな交流が魅力。アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロの掛け合いにほっこりします。

  • あらすじ: オンラインファッション企業の女社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、創業以来休みなく働くやり手。しかし会社の制度で70歳の新人インターン、ベン(ロバート・デ・ニーロ)を受け入れることになります。最初は戸惑うジュールズでしたが、落ち着いたベンの人柄に触れ次第に心を開いていきます。仕事や人生経験が豊富なベンは若い社員たちにも良い影響を与え、社内に少しずつ変化が生まれていきます。

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: 年齢も経歴も異なる部下の多様性を活かすマネジメントのお手本になる映画です。ジュールズは当初ベンを時代遅れと決めつけず、彼の人生経験と仕事哲学に学び始めます。最終的に彼女は彼の持つ貴重な知見や倫理観をチームに取り入れていきます。​

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4. インビクタス/負けざる者たち (2009年・アメリカ)​

  • 一押しポイント: 南アフリカのネルソン・マンデラ大統領がラグビーで国を一つにしようと奮闘する感動の実話。スポーツと政治が交差する珍しい視点も新鮮です。

  • あらすじ: 27年間の獄中生活を経て南アフリカ初の黒人大統領となったマンデラ(モーガン・フリーマン)は、黒人と白人が和解し団結する国を築くため奮闘します。その象徴として彼が目を付けたのが、1995年自国開催のラグビーワールドカップでの南ア代表チームの優勝でした​

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: ビジョンを示し、自ら体現するリーダーシップの大切さを教えてくれます。マンデラは「虹の国」(人種の隔たりのない国)という明確なビジョンを掲げ、自身も率先して側近チームを多民族混成にするなど、その理念を行動で示しました​

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3. 十二人の怒れる男 (1957年・アメリカ)​

  • 一押しポイント: ワンシチュエーションで繰り広げられる圧巻の議論劇。セリフと演技だけで最後まで引き込まれる、映画史に残る名作です。

  • あらすじ: 殺人事件の陪審員に選ばれた12人の男性たち。最初は有罪支持が11対1と圧倒的多数でしたが、ただ一人「疑わしきは被告人の利益」と無罪を主張する8番陪審員(ヘンリー・フォンダ)が粘り強く議論を重ねていきます。真夏の蒸し暑い評議室で次第に明らかになる証言の矛盾…。果たして全員の心を動かし、満場一致の評決に持ち込むことができるのか?

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: 冷静な説得とチーム意思決定のお手本として人事研修の教材にも使われる作品です​

2. ドリーム (2016年・アメリカ)​

  • 一押しポイント: NASAを舞台に、女性たちの活躍と多様性の力を描いた胸熱の実話ドラマ。逆境を乗り越える爽快感に勇気をもらえます。

  • あらすじ: 1960年代、アメリカが有人宇宙飛行に挑んでいた時代。NASAで計算手として働く3人の黒人女性(タラジ・P・ヘンソン他)は、人種差別や性別の壁に阻まれながらも宇宙開発に貢献していました​

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: 偏見に囚われず部下の能力を引き出すことの大切さを教えてくれる映画です。NASA部長のハリソン(ケビン・コスナー)はキャサリンの才能を最大限活かすため、職場の人種差別的な慣習を自ら打ち壊しました。不合理な「当たり前」を変える力がリーダーには必要だと示すエピソードです​

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1. マネーボール (2011年・アメリカ)​

  • 一押しポイント: 実在の弱小プロ野球チームをデータ分析で常勝軍団に変えた痛快サクセスストーリー。スポーツ×統計学という異色の組み合わせが新鮮です。

  • あらすじ: メジャーリーグのアスレチックスGMビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、金銭面で超不利な弱小球団を改革すべく常識破りの作戦に出ます​

  • なぜ部下ができたときに見ると良いのか?: 慣習や固定観念に縛られずチームを成功に導くイノベーションのヒントが詰まった作品です。ビリーは「常識だから」と言われてきた手法を疑い、データに基づく合理的な戦略でチームを率いました。その結果、球界の常識を覆す快進撃を成し遂げ、組織に革新を起こしています​

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どの作品もエンターテインメントとして楽しみながら、リーダーとして大切な心得や視点を教えてくれる名作ばかりです。気になる映画があれば、ぜひ部下とのコミュニケーションやチーム作りのヒントとして観賞してみてください。きっと明日からのマネジメントに活かせる何かが見つかるはずですよ!

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