血糖コントロールの不良が認知機能に影響を与える?糖尿病性認知症
【臨床メモ】
臨床上、血糖コントロールの不良で一時的に、
認知機能が低下しているといった患者を見かけ
ることがある
✅認知症の分類
・アルツハイマー型認知症
・血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症
✅糖尿病性認知症とは
糖代謝異常が深く関与している
認知症の臨床型のこと
・アルツハイマー病や脳血管障害よりも、
糖代謝異常による神経障害との
関連性が高い疾患群
・糖尿病の人は、糖尿病のない人に比べて、
アルツハイマー型認知症になる確率が
約1.5倍、
血管性認知症になる確率が約2.5倍
✅糖尿病と認知症の関係
・糖尿病は、アルツハイマー型認知症や
血管性認知症などの認知症の発症リスクを
高める可能性がある
・認知症の発症には、ブドウ糖の代謝異常が関係
・アルツハイマー病や脳血管障害よりも、
糖代謝異常による神経障害が深く関わっている
✅糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて
認知症発症リスクが高い