仕事ができる人ほど会社を辞めていく
今週もよくぞここまで生き抜きました!皆さんお疲れ様です!
確かこんな感じで、“オバサン” は始まる。
オバサンとは、ババアの意味ではなく、=Over the Sun(太陽の向こう側)の略で、TBSラジオのジェーン・スーさんと堀井美香さんによるラジオ番組だ。
わたしは熱心なリスナーではないので、この番組を語りたいわけではない。でも全体的にゆるーいトーンなのに、ジェーン・スーさんの的確なコメント、優しく鋭い観察眼をきくと、疲れた自分にとって、『え!?私のこと代弁してくれてるの?』思うほど、言語化できない自分の気持ちを確認できるのもあり、浄化活動のために聞いたりする。
疲れてるとやっぱ心のクレンジング大事だなぁ、と思う。
今日久々にあった同期から、今月で退職する、と教えられた。理由は、業務量過多。
上司にこれまで何度も伝えてきたけど、結局解決されず、中堅どころの彼女には仕事がふってくることが多いようで、GWも夏休みも休めず、『人間らしい生活がしたい』と言っていた。
私も産休入る前まで同じ部署にいたので、仕事の内容は知っているし、人事の話も見聞きしてきた。大手企業で成熟したビジネスだと、人の採用は緩やかになる。なのにコンプライアンスだなんだで、やらないといけないことは増える。DXで効率化を目指していて、実際そうなってる部分もあるが、そのために立ち上げと管理にリソースは割かれ、本業以外のことが増える。
仕事は増えるのに人は増えない。
少なくとも自社のどの部門を見ても、その傾向にあると思う。
彼女は優秀だとは思うけど、小さいお子さんもいるし、キャパ的に無理、と言って新たな環境にうつるのもよくわかる気がした。
それに彼女だけでなく、最近別の同期も、上司に見切りをつけ辞めていった。彼は明確に“いくつまでに、○○(役職名)につきたい”という目標があり、上司とのコミュニケーションをとってきたものの、反りも合わずタイミングもあわず、あっさりと辞めていった。
『優秀な人ほど辞めていくのでは?』
と思わざるを得なかった最近の出来事。
私は会社が要求するアウトプットを満たせない、タスクをこなせないから出世できないと思っていた。でも、今回辞めていく同期をみて、『無理なものは無理なんだ』と、会社とその評価基準に対して、懐疑的な目で今はみている。
人事はブラックボックスだと思う。
“結局人事が示してる評価基準なんてほんの一部”という文章が、頭に張り付いてる。
会社にはいろんな評価基準を持ってる人がいる。そういう当たり前な、真実を見させてくれた言葉。
会社で出してる人事評価基準がある。でも、それも一部でしかないし、なんなら出世とは何かというと、『上司を出世させること』とあり、それもまた現実をみせてくれた金言だった。泣
私は今のところ仕事を辞めるつもりはない。
だから持続可能なペースで仕事も家庭も自分の興味関心も深めていきたい。
それでも予定通りにいくことなんて約束されてないなかで、目標を達成するには今はストレッチな期間と自分のお尻をたたいている。それが最近疲れてるなぁ〜と思うところだと思う。
産休前になんとなく満たされなかった仕事の充足感と自己効力感。それを埋めたくて今は必死。
こういうとき、一番聞くのは上司からの承認と評価なんだよなぁーと、子供みたいなことを思っている。
とりあえず三連休なので、英気を養おう。