妄想世界一周旅行計画(15) 南米編1
キューバからの移動中継地をマイアミにした理由は、ここから南米に飛ぶためだった。
南米には数多く行ってみたいところがあるが、ワンワールドは南米内に全くフライトがないため、この旅程では1ヵ所の訪問ですぐに北米に戻るルートのみ選択肢となる。通常はエリア間移動して、また元のエリアに戻ることは禁止だが、北米〜南米は例外となっているため、このルートが可能になる。カンタスのサンチアゴ〜シドニーなんてフライトもあったりして、南米から他のエリアに飛ぶことも考えたのだが、残念ながら今回の目的地はチリではない。チリはワインの名産地であり、いつか行ってみたいが、今回は断念し、次の機会とする。
私が今回足を運びたい場所、それは・・・
マチュピチュである。
いうまでもない究極の世界遺産。空にそびえる古代都市遺跡だ。私は正直遺跡にはあまり興味がないのだが、こことアンコールワットには行ってみたいと思っているのだ。
実は東洋のマチュピチュには行ったことがある。韓国プサンの甘川民俗村というところなのだが、いいところだった。でもそこは明確にマチュピチュではなかった。いくら何でもマチュピチュは言い過ぎだと思う。でも甘川民俗村は町全てが博物館となっていて本当にいいところだ。プサンに行かれることがあったらぜひ訪問してほしい場所である。
マイアミからペルーのリマにあるホルヘ・チャベス空港に、アメリカン航空を使って飛ぶ。マリからはバスでクスコに向かう。直接クスコに行くなら20時間ほどバスに揺られることになるが、調べてみたらなんと、リマとクスコの間にはあのナスカがあるとのこと。リマからナスカに入り、ナスカからクスコに行くことも可能らしい。せっかくここまできたのだから、ナスカに寄ってこれまた有名な地上絵というやつを堪能してから、クスコに向かうことにする。
クスコからはオリャンタイタンボというところまでタクシーで行き、そこから列車でマチュピチュ村に、さらに遺跡のあるところまではシャトルバスに乗る。
そうしてついにマチュピチュ遺跡とのご対面。もういうことはない。さぞかし素晴らしい情景なのであろう。この旅のハイライトになるに違いない。考えただけで身震いがする。
十分に遺跡を堪能したら、リマまで戻る。リマの旧市街地も世界遺産に登録されているらしいのでぜひみてみたい。こうしてペルーを満喫したら、再びアメリカに戻る。今度はリマから、アメリカン航空の本拠地ダラス・フォートワース空港に向かう。
さらに妄想の旅は続くのだった。
*写真はアジアのマチュピチュ「甘川民俗村」
【今回の行程】
マイアミ 〜 リマ アメリカン航空 獲得マイル 2,620マイル
リマ 〜 ダラス・フォーロワース アメリカン航空 獲得マイル 3,370マイル
ここまでのマイル合計 23,792マイル
総フライト回数 11回