妄想世界一周旅行計画(18) オセアニア編1
バンクーバー発のアメリカン航空に滑り込み、シドニーのキングスフォード・スミス国際空港に到着した。
すでに13回のフライトが終了。ワンワールド・エクスプローラーのルールでは残りは3フライトとなるが、そのうちの1フライトは日本への帰着便であるため、オセアニアを楽しむのはあと2フライトとなる。
オセアニア内でのワンワールドの路線としては、カンタスを頼る事になる。シドニーから行くことのできるオセアニアの各国は、ニュージーランドかニューカレドニアに絞られるようだ。またオーストラリア国内で考えるとエアーズロックも行ってみたいところ。しかしエアーズロック空港は国内線のみの就航であるため、エアーズロックと他の国を堪能することは不可能である。パターンとしては、シドニー〜ニュージーランドまたはニューカレドニアまたはエアーズロック〜オーストラリア某所〜日本しかない。エアーズロックは捨てがたいが、できるだけ多くの国を旅したいので、今回は諦める。残るはニュージーランドとニューカレドニア。どちらも国名がニューで始まっているのは、なにか理由があるのだろうか・・・ということを考えながら、どちらに行くべきか考えてみた。ニュージーランドは魅力的である。クライストチャーチ、オークランド、クイーンズタウン、ミルフォードロード。見所が満載でありひとつに目的地を絞ることが難しい。なにしろニュージーランドは北島と南島のふたつの同じぐらいの規模の島からなっているため、旅行地が絞りにくい。ニュージーランドはおそらくその国単独で行くべきところであろう。
一方、天国にもっとも近い島と言われるニューカレドニアへは、今回の逃せばもう行くことがないだろう。私は決めた。今回はニューカレドニアへと向かうことに。
その前にシドニー観光である。オペラハウス、ハーバーブリッジ、ボンダイビーチを観光したあとは、オーストラリアのグランドキャニオンと言われるブルーマウンテンズ国立公園まで足を伸ばしたい。シドニーとその周辺を堪能し、予定通りニューカレドニアに向かう。
キングスフォード・スミス空港からカンタスに乗り、ヌメア国際空港に。このヌメアがニューカレドニアの首都であり、メインアイランドであるグランドテール島に位置している。旅も終盤である。この南の楽園でのんびりと数日過ごすことにする。ニューカレドニアはフランス領ということで、意外にもフレンチが美味しいとのことである。またここでしか食べることのできない、「天使のエビ」と呼ばれる名産のパラダイス・プローンがある。エビ好きの私にはたまらない。またフランス領であるがゆえにワインが値打ちとのこと。青い海を見つめながら白ワインとパラダイス・プローンで過ごすことができれば、このうえない幸せの日々だ。
こうして数日過ごしたあとは、ヌメアから再びオーストラリアに向かう。シドニーには戻らず、カンタスもうひとつの発着地であるブリスベンがこの旅最後の目的地となる。
【今回の行程】
シドニー 〜 ヌメア カンタス航空 獲得マイル 1,223マイル
ヌメア 〜 ブリスベン カンタス航空 913マイル
ここまでのマイル合計 33,691マイル
オセアニア内フライト回数 2回
総フライト回数 15回