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武田菱 土方水月
たけだびし ひじかたすいげつ
家紋の菱形は、清和源氏義光流れの紋。家紋としては1370年に初見といわれる。
しかしその前から家紋はあったはず。
元は、花菱。
花菱は、九州では五島藩五島氏、松前藩松前氏、盛岡藩南部氏など多く見られるが、武田の紋である「武田菱」が代表的である。
そして、唐花(からはな)は大陸由来の文様で、3~6弁であるが、4弁のものは花菱・花角(はなかく)とも呼ばれ、その起源は唐花と花菱とは同じと考えられている。
「唐花」が九州に入り、「花菱・花角」になり、「割菱」になったと考えられる。
そして、筑後の高良大社(高良玉垂宮)がルーツかもしれない武田氏。
全国に広がった応神天皇の「八幡神社」は、その大元は熊本市の「菱形八幡神社の菱形池」といわれる。
「河内船津厳島神社」では、応神天皇や神功皇后や武内宿禰が祀られる前は、「金山彦」「高良玉垂命(金山彦の妻)」「金山彦の義母」「金山彦の娘」が祀られていたとも。
「武田氏」と「高良玉垂命」との関係は深そうである。
そして、筑紫の「太宰府」の水城は、南からの敵のために作られていたという説も。
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