体型コンプレックスで自信ゼロのわたしが星よみと出会って変わった話
自分の容姿にコンプレックスを持っていませんか?
幼い頃に体型のことでいじめられ、大人になってもまったく自信を持てなかったわたし。
しかし、星よみ(西洋占星術)に出会い「自分の生まれ持った星」を活かすことで、自分をちょっぴり好きになれました。
この記事を読んで、あなたにも自分を好きになるためのヒントを掴んでいただけると幸いです。
幼少期、体型が原因でいじめられる
ヒイルカ3歳。体重20kg強。
3歳女児の平均体重は、だいたい13kgといわれている。子どもの体重差は大人のそれよりもかなり大きい。このことから、子ども時代のわたしは結構デカめだったことを想像していただけるだろう。
お米が大好きで、おやつにはご飯とふりかけを好んで食べていた。姉2人と兄1人がいる末っ子であることもあり、姉や兄に負けまいと、食い意地だけはプロ級。
ある日、幼稚園で同級生(以下、Mちゃん)と偶然ぶつかり、その子を吹っ飛ばしてしまったことがある。
幸いケガをさせずに済んだものの、Mちゃんは大泣き。対して、不動明王のごとく微動だにしなかったわたしは、先生からこっぴどく叱られてしまった。
「ごめんね、Mちゃん…」
ぶつかったことはお互いさまであるはずなのに、自分だけが怒られ謝らなければならない状況が悲しい。幼いながら、体型が大きいと不利になることを悟った。
その日からMちゃんは、わたしを見かけると「デブが来たー!」とからかうようになる。ほかの同級生も同調して「ヒイルカちゃんは太っているから仲間に入れない」と、一緒に遊んでくれないことが多くなった。
星よみとの出会い
小学3年生から急激に身長が伸び、体型をからかわれることは次第になくなっていく。とはいえ、いつの時代もわたしは同年代の多くの女子よりも大きかった。
身長が少しでも低く見えるようにペタンコ靴を履き、体のラインがわかりづらい服を着て、背中を丸めることが習慣になった。とにかく自分に自信がない。
ある日、星よみを仕事にしている友人からこんなことを言われた。「ヒイルカの※ASC(アセンダント)は蠍座だから、色気のあるミステリアスな格好が似合うと思うよ」
※ASC(アセンダント)とは、生年月日、出生時刻、出生場所から導き出される情報の一つ。
「周囲から見た第一印象」や「似合う格好」「なにかを始めるときの最初の衝動」は、どういった感じなのかを読み解けるとされている。
いつも通りのペタンコスニーカーに、カジュアルなボーダー柄のワンピースを着ていたわたしは、ポカンと驚いた。「そんなの似合うわけがない」と思う気持ちと「新しい自分を発見してみたい」という気持ちが、ごちゃ混ぜになる。
とにかく気にはなったので、その日から星よみについての探求が始まった。しかし、ASC一つにしても情報がありすぎて混乱してしまう。こういった情報の多さが「西洋占星術はむずかしい」と言われてしまう理由だろう。
ASC蠍座に限って言えば、その特徴は「黒光りする目」とか「首が短く頭が大きい」とか、悪口か? みたいなのも出てくる。
ただ間違いないのは、わたしのホロスコープ上ではASCが蠍座にあるということ。
星よみバイブル『モッくまくんの星のレッスン』によると、「占星術はイメージの連想ゲーム」と書いてある。上の友人も「星よみは、右脳(イメージ)と左脳(知識)の学問」だと言う。
難しいことはあまり考えず、自分が思う「蠍座っぽさ」をイメージすることにした。
体のラインが分かるジャストサイズのトップス、スリットが入ったスカート、黒のスキニー、7cmのヒール…。
「蠍座っぽい」が分からなくなったときは、逆の要素(ふんわりしたフレアスカートとか可愛らしい小花柄のものとか)をなるべく採用しないようにした。
星を使って自分を好きになる
はじめは違和感しかなく、外を歩いてもみんなが自分を「変なの」と見ている気がする。しかしそんな心配をよそに、周囲からは服装や、コンプレックスだった体型さえ褒められる機会が増えていった。
女は小柄で華奢であるべきだ。そうでないと愛されない。そう思い込んでいたわたしの世界は広がり、自分の生まれ持った体を好きかもしれないと少しずつ思えるようになったのだ。
ASCにおける見た目は、あくまで「相手から見て」という視点なので、自分の好みと合致しないこともある。しかし、そんなときは自分の「好き」を優先したら良いと思っている。イメージは人によって違いがあるし、曖昧なものでもあるから。
重要なのは、星に踊らされず、星を利用して自分を好きになることだ。それが星よみの醍醐味だと思っている。
もし「わたしなんて…」と思っている人がいるならば、それは自分の星を使えていないだけかもしれない。それは、とんでもなくもったいない。
自信がなく目立たないように生きてきたわたしが、星よみと出会うことで変わることができた。そして、だれにでもそんな革命は起きると信じている。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「星を使って自分を好きになる方が1人でも増えたら」そんな気持ちでこれからも執筆してまいります。
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