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ビーキーパー 養蜂家の正体は養蜂家?

今年最初の映画として選んだのは日本映画でなくて、洋画でした。
去年の最後は邦画でガッカリしたので、洋画でスタートです。予告編を見た段階で好みの映画の感じだったのですが、こういうの好きだわ。

リミッター全面解除の無敵ヒーローが、死の果てまで追いかける痛快リベンジアクション。
これまで犯罪組織、悪徳警官、巨大ザメなど数々の強敵と闘ってきたジェイソン・ステイサム。
今回立ち向かうのは、弱者から金をだまし取る地上最悪の組織的詐欺集団。
その詐欺集団に全財産をだまし取られた恩人の復讐のため、そして世界の秩序を守るため、怒りの炎を燃やす“ビーキーパー(養蜂家)”がスクリーン狭しと暴れ回る!

公式サイトより

静かな隠遁生活を送る養蜂家をジェイソン・ステイサムが演じていますが、もうジェイソン・ステイサムがいる時点で普通の人では無い雰囲気が紛々と漂っています。
最初の平和な暮らしが壊されることが分かっているので観ていて少し辛いですが、フィッシング詐欺に引っかかって自殺に追い込まれてしまいます。
詐欺師側の様子も描かれていますが、騙される側と騙す側、現在のフィッシング詐欺ってこうなんだろうなぁという感じで、リベンジに向かうための序章が始まっていくわけですが、なんで養蜂家が絡んでくるんだという疑問は残ります。
なんで養蜂家が主役なんだという疑問はビーキーパーが養蜂家という意味合いで無く、もう一つの意味がわかった時点でビーキーパーのストーリーは加速していきます。
養蜂家が何故強いのか、何故養蜂家だったのか、ビーキーパーって何というのがわかると、リベンジアクションは加速していきます。
いや、本当にジェイソン・ステイサム史上最強キャラじゃないかという強さでガンガン闘っていきます。
やられたらやり返すというのがリベンジの基本ですが、一人自殺に追い込んだので組織全体をリベンジの対象として潰される犯罪組織はたまったものではないでしょうが、観ているこちらとしてはスッキリのリベンジアクション映画でした。

この映画のツッコミどころとしては、その本だけデビーキーパーという組織があるのをFBIとして確信できた不思議。
「法を守るか、正義を遂行するか」
アクション映画としてビーキーパーという組織を軸に続編も作ってもらいたい気もありますが、詐欺組織が最新の機器を使っているのに、ビーキーパー側のパソコンというか機器があの古さで問題ないのかとも思いますが、ツッコミどころはありつつも、楽しめた映画だったので、今年一発目の映画としては、良い映画だったなぁと思う次第です。


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