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レッドワン サンタはマッチョでなければならない!

自宅で今年最初に観た映画は、去年のクリスマス前に観るのがふさわしかった映画で、映画館に観に行くつもりが、すぐに終了してしまって残念ながら観に行く事ができませんでした。
サスペンス風に描くなら、サンタクロース誘拐事件ということろでしょうか。

良い子にしていればクリスマスにサンタクロースからプレゼントがもらえるんだよと言う言葉を信じていたのは何歳までですか。
というか、キリスト教徒か信じていない、聖ニコラウスとか、そういう風習がなかった日本にサンタクロースが来るようになったのはいつの時代からでしょう。
ちょっと調べてみると、どうやら1861年にアメリカの商船が日本に初めてサンタクロースの伝統をもたらしましたらしい。それ以来、日本でもサンタクロースの存在が広まり、現在では多くの家庭でクリスマスの象徴として楽しまれています。
では、サンタクロースはどうやってプレゼントを全世界に配っているのでしょうか、映画ではその答えが明らかにされていますが、一日でプレゼントを配るためにサンタクロースが身体を鍛えています。鍛えまくっています。
サンタが良い子にプレゼントを配るのに良い子のリストがあるというよりも、悪い子リストが存在しているというのがこの映画のミソな訳ですが、とりあえず自分の元にサンタクロースが来なかったのは、悪い子リストに載せられているという事なのでしょう。

サンタクロースと、サンタを守る警護官達、そして超自然的な存在を世の中から隠し、それらを守る組織。
悪い子リストに載せられていて、今は成長したサンタを信じていない犯罪者。
もう、面白くないはずがありません。

ジャンルとしてはファンタジーアクション映画といったところでしょうか。

サンタクロースに兄弟?魔女?荒唐無稽ほど面白い。

ただ、私が不満なのはどれだけ超常的な人や魔物や神々が登場しても、話が大きくなればなるほど、その物語の根源としての原因が兄弟喧嘩とか夫婦喧嘩とかになってしまうことなのです。
今回の映画がどれとは言いませんが、レッドワンというのがサンタクロースのことだけど、主役はサンタクロースではなく、サンタクロースを護衛する人というところで、この人?の正体が何か結局語られることがなかったので、彼の正体と起原についての物語を続編映画として創って欲しいなぁと思うのです。

子供と楽しく映画を楽しみたいという親子で観るにはピッタリの映画なので、まさにファミリー映画というところでしょうか。
私が楽しめたのは、精神年齢が低いのか、子供心を今も持っている大人なのかはご想像にお任せします。

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