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デザインお戻し(修正)面倒っす。。を乗り切る方法
デザインの初稿をクライアントに提出して、先方からお戻しが来ると思います。このデザイン修正作業って、細かい調整だったり想定外のフィードバックが重なったり、そもそも先方の要望が分かりにくくて「…どういうこと?!」みたいなお戻しがあったり(笑)モチベーションが下がること、ないでしょうか。
ここでは少し工夫することで、デザイナーの負担を減らしつつ、スムーズに進められる方法を書いていこうと思います。
ルール決めテクニック編
見積もり段階で用件定義しておく
当たり前なんですが、「お戻しは〇〇回まで無料で行います」と最初から用件定義しておく。
トンマナ提案の価格もきちんと見積もりに載せておく
そもそもトンマナが気に入らないとかになってしまうと問題は根深いです。先方のイメージする参考デザインをいくつかもらってヒアリングをきちんと行い、トンマナが決まってからデザイン制作に入ることは絶対に必要です。
ここをちゃぶ台返しに合うと、0からデザインを制作し直すことになり工数大幅増となります…(怖)トンマナ提案のお戻しも〇〇回までと定義しておくことも重要。
ディレクションのテクニックですが、お戻しは最小回数で全て巻き取る
ウェブ制作に慣れていないクライアントだと、いつまでもデザインお戻しに付き合ってもらえると思っている人、結構います。
スモールビジネスをしている人に多いのですが、制作側の工数などは全然頭の中にはなく「私のビジネスに賛同して協力してくれるパートナーなんだから良いものを作るためにとことん付き合ってくれる」と考えている方もいます。
「今回のお戻しで最後になりますので、いついつまでにお戻しいただいたものは反映可能です。それ以降はコーディング作業に入りますので対応できかねます。」ときちんと伝える。
不本意なお戻しをされた時のメンタル編
ノンデザイナーを相手にするわけですから、不本意なお戻しはあって当たり前なのだと思います。
絶対にダサくなるであろうキャッチコピーに変えさせられたり、小さいバナーにそんなぎゅうぎゅうに要素入んないっしょとか。はたまた先方が言ってくることがコロコロ変わることもありますよね…にんげんだもの…。
そんな時は、「デザイナーだけが悪いわけではないよね」と割り切って考えるのがベターなんだと思います。相性って絶対にあるので。
ある程度自信がついてきた時のプライド
これ、あるあるかと思いますが、デザイナー側がある程度実績を出していて自信も着いてきた頃にでてくる「デザインの何も分かってないのに上から目線で言ってくる…修正したくないぞ。」という想い。
自信があるからこそ、そう思うと思うんです。
こういう時は、ひと息ついてからもしくは可能ならば少し案件を寝かせてみて一歩引いてから向き合ってみましょう。
そうするとですね、デザインがfixした後に意外と「あぁ、今までそんなダサい色は使ってこなかったけど、これもアリなのかも知れない。自分にない視点やアプローチもあるのな」といった新しい境地に出会える自分がいます。(大袈裟)
デザインはひとりで作るには限界があるのは事実
いろんな人の意見、もちろん知見の浅い人の意見でさえもいったん聞いてみる、みたいな謙虚な姿勢を身につけた時に、またデザイナーとして、ひとりの仕事人として一皮剥けたりするんだろうと思うのです。
デザインを依頼する側をやってみるのも良き
これけっこうアリで、依頼する側になってみて初めて気付くことも結構あります。依頼側としての経験は、デザイナーとしてのスキルにも良い影響があるので、ぜひ試してみてもらいたいです。
最後になりましたが、このnoteでは、【コスメ・アパレル・ウェディングetc】ビジュアルが重視される業界のなかでデザインスキルを売っていくためのノウハウをお伝えしていきますので、よろしければ読んでくださると嬉しいです。