年間2000㎞走る喫煙ランナーの黙示録 #48 コスパの観点で考えるランニング
『黙示録』とは、
新約聖書の最後の一言を示したもの。
転じて、破滅的な状況や世界の終末などを示したもののこと。
ワタクシの場合、まぁ……
肺なのかなぁ、と。
『マラソンは苦行』、うん、わかるわー
とある日、とある場所、
日常的な会話の中で輪の中の一人がワタクシがランニングを趣味としていることを知っている方が不意に
『今年の北海道マラソン出るのか?』
と、話を振られ『えぇ、エントリーはしました。今は抽選待ちです』という答えたところから話がおかしくなっていったんですよね。
それを受けて言われたのが
『てかさ、何が楽しくてマラソンなんかに出るの?』
あー出ました、ランナーに投げかけられる『マラソンなんか』という言葉。
いやまぁ気持ちはわかります。
今では嬉々として日々、走っているワタクシですが、以前はそちら側の人間でしたからね。
んで、
居合わせた人から次々と質問が投げかけられます。
『そもそも何が楽しくて走っているの?』『カネ払ってまで走る意味あんの?』『てか、嫌じゃないの?』等々、狭い世界の中ですが人ってのはどうも走ることに対し、一般的に
ネガティブな感情を持っている
ということですね。
んで、走ることに対し嫌になったキッカケとなる諸悪の根源の筆頭は
学生時代のマラソン大会。
あと、部活動での基礎練習やスポーツ検定の1500m走ですよ。
どれもこれも全て辛い思いをする割に実りが実感できず、やらされている感が先に立つのが原因かと推測されるわけです。
そりゃまぁ、嫌になって当然ですわな。
実はコスパ最強のフルマラソン
最初にお断りしておきます。
これはあくまでワタクシの置かれた立場のため成せることですが、会話の持って行き方では誰でもコスパを感じられるというお話です。
と、
自身、現在は歓楽街でバーを経営しております。
しかもシガーバーという『タバコ×酒』という融合を店の売りにしているんですよね。
んで、世間一般的にはタバコは体に害をなす筆頭と言われ、健康に対し『良くないよね』という認識をされております。
それをふまえた上で、日々の生活が
昼夜逆転、しかも喫煙者、毎日飲酒
そんな不健康の三冠王的な立場であるワタクシが、健康の極みであるフルマラソンを走る、という対局なことをしていたらどうでしょう。
案の定、ワタクシのことを知らず来店される方に言うと当然びっくりされますし、印象にも残りやすいんですよね。
商売をする上で、
良い意味で印象に残る
これって同業他社から簡単に結構アドバンテージが取れること請け合いですし、フルマラソン完走することは国家資格を取るより遥かに簡単です。
確かに適正はあると思いますし、時間をかけて体をつくる必要はありますが、
ハードルは低め。
ということだけお伝えしておきます。
ってことを書くと
『いやいや、出来ちゃうから言えることなんだよなぁ』
なんて言われそうですが、何もフルじゃなくても良いんですよ。
現在、様々な距離の大会があります。
有名なのはハーフ(21㎞)や10㎞ですが、ワタクシが知る中で一番短いのは町内会レベルで開催されている5㎞というものもありますし、それでいいんです。
大切なのは
一歩踏み出してみる。
それだけで距離を問わず称賛を得られる競技ってすごくね? という話ですよ。
たまたまワタクシは縁があり、2018年に一万円払ってフルマラソンを走り切り、あれから4年経っておるのですが未だに自身の店では鉄板のネタですし、費用はに関して期間で割ると
年2500円。
いやぁ、なんてコスパが良いんでしょう。
本日(2022/04/21)のランニング
とまぁ、ワタクシの中では『なんてお得なんでしょう』と思っていますよ、ということをお伝えしてきましたが、話の仕方によっては自慢と取られる危険性も若干あるため、ポイントとして押し付けることはせず
楽しくってしょうがない
という感じで攻めると良いんじゃないか? そんなことを思ってます。
てことで次回に続きます。