日産の思い出①（共同研究）
最近、日産自動車絡みのニュースが多い。
ホンダとの経営統合協議と破談。
イーロンマスク＆テスラへの支援依頼報道からの株価高騰等々。
赤字体質から抜け出せず、
「日産は人体でいえば“膝下まで壊死”」
などともいわれている今日この頃。
これまでの人生、
日産にあれこれ絡むことが多かった。
ぱっと頭に浮かんだのは５つほど…
① 共同研究プロジェクト
以前、公務員の立場を一度ぶん投げて退職した直後、
新たな職として選んだのはベンチャー企業の研究員だった。
そこでのメイン業務の一つが
日産の総合研究所との共同研究プロジェクト。
（それが面白そうだからというのが、
公務員ぶん投げた一因だったりもした）
（もう時効だろうから書いちゃうけど）
自分たちのチームは
かなり面白いテーマになりそうな種を
あれこれ出してはいたものの…
成果を早く出すプレッシャーに負けて、
アカデミック的にはまだ微妙なまま
無理をし続けていた。
今は某大学に転出している日産のチーフは
なかなか剛腕というか強引で…
こちらの会社の主力メンバーごと
相手の会社に引き抜いて、
スピードアップを図ったり…
自分は公務員時代より
研究職のほうが給料アップしてたけど、
その引き抜かれた先輩は
更に高給になったこと聞いて
羨ましがったりしていた…
さすが日産、
予算もふんだんに使えていいなぁと。
また、国の補助金もあれこれもらったり、
いろんな大学、研究機関とも
連携しながら進めてはいたが…
自分は一区切りで退職し、
外資系コンサル会社へ。
その後、プロジェクト自体は
論文等はいくつか出たものの、
ひっそりとフェードアウト。
引き抜かれた先輩、
退職後は連絡とりあってなかったけど
その後、全く違うテーマでの論文出ていたから
少なくとも一定期間は元気だったっぽい…
仮にリストラの波食らっても、
優秀な人だったから
きっと違う場所でも、
生き抜いていけそうかな…
他の思い出はまた別の機会に。
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