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想像してなかった未来・努力と挑戦の積み重ねで見えてきた「いま」の自分
振り返ってみると、60代になった今の自分は、かつて若い頃に思い描いていた姿とは大きく異なります。
挫折と挑戦の連続・・・・
こうして振り返って一本の線としてつながって見えるのは、
不思議であり、どこか感覚的に深いものです。
若い頃から映像メディアの世界に興味を持ち、
映像業界に飛び込みましたが、その道は想像以上に厳しいものでした。
30歳で初めて映像制作会社を設立した時
は、夢や理想に燃えていました。
「いつか自分がゴールデンの作品で世の中に影響を与えたい」
「多くの人に感動を届けたい」
――そんな純粋なしかし、
現実は想像よりも本質的に、特にクリエイティブな業界の結果を出すことの難しさを痛感した。
思い通りにならないことも多く、何度も何度も、失敗を経験した。
その間、少しずつ制作の技術や人とのつながりを学んでいた日々を、
今でも思い出す。
諦めることなく挑戦を続けた結果、
日テレの「11PM」や「スタジオジブリ関連の特番」
さらには「千と千尋の神隠し」の密着取材でズームイン特集で全国の
系列放送局の中で最高位の
「アワード賞」を授賞したり
やなせたかしさんのヒストリー映像
「アンパンマン物語」の監督、更には実写とアニメのコラボ
CM『JA共済 アンパンマン初めての訪問編」の監督
など、自分にとっても大きな節目となる仕事を任される様になりとりわけ、特に一番は、あの・・・
スタジオジブリがまだ設立されたばかりの当初から、
完全密着し、宮崎駿さんや高畑勲さんそして鈴木敏夫さんらの作り上げた スタジオジブリの舞台裏を具に体験し映像として撮影記録し続けられた事。
彼らの作品に触れ、その舞台裏を取材し、映像コンテンツとして日本中の視聴者に届けられたことは、
私にとってかけがえのない経験です。
それらを終えて、単なる仕事以上の意義を持ち、自信となって現在の活動にも影響を与え続けています。
しかし、成功体験だけでなく、私の人生には厳しい挫折もありました。
生活の困窮を経験したことも、その一つです。
映像の世界だけでは喰えず、自分自身の無力さを痛感することもありましたが、この経験が私に教えてくれたのは
「人間は非常に厳しい状況でも、必ずやり直す機会がある」
ということ。
また、その経験があったからこそ、今では他の人が思い悩んだり、
寄り添い、困窮者への共感力が培われました。
「困っている人に何かできることがないか」
という視点を持つようになったと感じています。
また、最近では世界的な偉業をなし得たとある日本人女性の
ドキュメンタリー映画に関わるプランニングの話が来るなど、
これまでとは異なる分野の仕事に取り組む機会も増えてきました。
新しいテーマに挑戦する情熱は、年齢を重ねても朽ち果てる事はなく、
これまでの経験があるからこそ、よりゆとりを持って仕事に取り組むことができさらに、新しい文化や価値観、自分自身の視点を広げることも楽しみにしています。
諦める事がなければ、また新たな興味深い活動の場が広がり、 チャンスもやってくる。
若い頃は考えてみなかった未来がまた現れてくる。
今、60代の自分がこうして日々新しいことに挑戦し続けている姿は、
一つ一つの成功と失敗があったからだと胸を張って言える気がする。
これからも、その先に待っているであろう新しい未来に対して、
新鮮な気持ちと負けない勇気を持って挑戦し続け、
少しでも心豊かな人生を歩いていきたい。
あすか 響
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