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文化放送グランプリ対策!~ラジオCMらしさで勝負!~

テレビCMでも、ラジオCMでも、新聞広告でもそうだと思うんですが、「媒体の特徴」を生かした作品は、結構評価されやすいです。ラジオCMで言えば、「音」を生かした作品ですね。第7回SBCラジオCMグランプリの協賛社賞に、いい見本がありました!

男性「(声を張って)わが社の製品は!テント倉庫にプロ用トラックシートなどなど!」
女性「なんで、そんなに声を張っているんですか?」
男性「(声を張って)そりゃあテントを「張る」のが仕事ですから!はっはっは!」
女性「マルヤマキャンバス "マルキャン"でした!」

若干マニアックな商品を、丁寧に説明しつつ「声を張る」という、ラジオCMだからこそ生かされる表現が決まって、いっぽ~ん!って感じですよね(笑) 「まさに、ラジオCMならではの作品ですね」と、審査員に言わせたら、勝ちです(笑) 前回の文化放送の受賞作品にも、そういう音を生かした作品がありましたね。

N:スマートフォンで撮影すると・・・。
男:ナイアガラの滝(おとなしい言い方)
N:本格カメラで撮影すると・・・。
男:ナイアガラの~!! 滝~!!(迫力のある言い方)
N:これくらい迫力が違います。
旅のお供に、レンズ交換式カメラを。
キヤノンマーケティングジャパン。
夫:トモコ
SE(・・・ピチョン 水漏れの音)
夫:今日は結婚記念日だね。
SE(・・・ピチョン)
夫:これ
SE(・・・ピチョン)
夫:バラの花束と
SE(・・・ピチョン)
夫:ダイヤ
SE:(・・・ピチョン)
夫:モンドの
SE(・・・ピチョン)
夫:指輪・・・
妻:あなた・・・水漏れがひどくて
言いたいことが、全然入ってこない!
N:水まわりのトラブルもお任せください。
ガスや電気だけじゃない、
いろいろやってる、東京ガスライフバル。

両作品とも、「声」や「音」を効果的に使った作品になっていますよね。「ラジオCMならではの作品」と、審査員が褒めることができる原稿になっていると思います。切り口や表現に困ったら、商品の近くにある「音」を探してみることも、受賞への近道かもしれません。


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