(2)ショパン家の子どもたち
ショパン家の4人の子どもたち
ショパン家の4人の子どもたちは、フリッツ(フレデリック)を基準に考えると、
3つ上のルドヴィカ… 音楽も文学もなんでもできる、やさしいお姉さん
1つ下のイザベラ … サポート上手で、褒め上手
2つ下のエミリア … ユーモアたっぷりな詩人、みんなのアイドル
この、あんまり外で遊べなかったフリッツとエミリアが中心となって、
ワルシャワ子ども科学協会のパロディ「文芸娯楽協会」を作る。
姉妹と友だちが参加して、詩の朗読や、劇を演じたらしい。楽しそう。
「文芸娯楽協会」遊びを、いつまでしてたかは不明だが、
ルドヴィカは21歳のときエミリアとの共著を出版。
その後も、外国の本を子供向けに翻訳したり、自然科学系、女性としての生き方などを寄稿したりの活動をした。
イザベラは、貧民救済の活動をしながら、ルドヴィカとの共著を出版した。
エミリアは詩を発表し、ショパン家二人目の天才と噂された。
お父さんが学校の先生で、いつも知的な人たちに囲まれ、大学図書館もそばにあるとはいえ、19世紀という時代に、若くして本を出版するショパン家の姉妹は、なかなかスゴイ人たちなのだ。
次は、(3)ショパン家の寄宿生たち
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