【校正6】校正にフリクションボールは絶対ダメ?
近場の東急ハンズに寄った時のこと。
何気なくペン類の売り場をのぞいて、「フリクションボール、校正に使えそう!」と思い立って黒、赤、青三色のを購入。
専用の消ゴムで消えるので、赤入れを間違えても書き直せる。
…と通信教育の校正実務講座でも、実際の編集仕事でも使っていたら。
返ってきた校正実務講座の採点で「フリクションボールは熱で消えてしまうので、校正には使わないでください」と注意されてしまいました…。
講座の回答用紙で半分以上消えていた例もあったし、実務だと責任の所在が分からなくなるからと。
そんなに熱に弱かったのか…。さすがに重要書類で使おうとは思わなかったけど。
そうなると、実務では印刷会社の営業さんは車で来られることが多いので、手渡しした校正紙を夏場の室温が上がった車内に置いていたら…というのはありそうです。
知る機会があってよかった!
とはいえ。
実際のところ、赤入れした校正を紙ベースで手渡さず、PDFにしてメールで送るというパターンが半分程度ありまして。
そういう場合でも、使っちゃダメ?
という疑問が。
私みたいに字が下手な不器用者だと、消えないボールペンで書き入れると汚くなることもあるんですよ。
「イキ」で訂正しなくて済むなら、その方がありがたい。
フリクションボールなら、少しはきれいな赤入れもできるんです。
印刷会社さんに伝わりやすい校正になると思ってるんですが…。
せっかくの文明の利器、使える場面では使いたい。
校正実務講座は質問を送ることもできるので、送ってみようかなあ。
怒られちゃうかしら。
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