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心のコップを上に向ける!態度教育とは? 2


こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「ここ一番、このゲーム勝利できれば」
大事なゲームや試合、仕事ではプレゼン、絶対に成功させたい営業…
緊張しますね。感情はマックス全開!リミットです。
「どうせ勝てっこない」「また断られるかも」
そういう時は誰にもにあります。

好きになった女性に告白するときも
「ふられるかも…?」なんて不安に駆られます。
余談ですが、私の妻は中学の同級生なんです。
ふられた回数は星の数、熱意が行き過ぎて、一歩間違えれば
ストーカーなんて呼ばれていたかもしれません(笑)。

ではここ一番、大切な瞬間をできるだけ
平常心で迎えるためには、どうしたらよいでしょうか?

態度教育という視点でお話していこうと思います。

保険会社のトップセールスマン対象の研修会で聞いた話です。
講師の方が
「トップセールスマンが一番大切にしていることはどんなことですか?」
と質問したところ、10名が10名同じ回答、
「時間を守ること」と答えました。

そんなこと?!と一瞬拍子抜けしたのですが、
振返ってみて当時のチーム、
会社で必ずしも時間を守れているとは言い切れませんでした。

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チームも会社も、さすがに遅刻者はいませんでしたが、
常に時間ギリギリでチャイムとともに駆け込み、
一斉に業務がスタートします。
余裕なんてまったくありませんでした。

チームとして思うような成果や結果が出ない要素には、
練習メニューや筋力アップ、メンタル、持久力、
スキル、戦術、戦略、様々なものがあります。
その中でもメンタルを軽視していた時期があるのですが、
チームの状態は乱気流でした。

会社も同じです。時間ギリギリの仕事をしていると、
工程、工期が予定からずれていきます。納期ギリギリで出荷して、
問い合わせやクレームが次々に…なんてこともあります。
そんな中でもラグビー部員は、
定時が終わると練習に向けてトップにギアチェンジしてしまいます。
社会人ラグビーの練習は2時間がリミットでしたので、
スタートと同時に全開で練習を始めたい気持ちが
前のめりになってしまいます。

時間を守ることが大切であると、ラグビーチームも時間厳守としました。
具体的に練習開始10分前には、各自ストレッチを始めるよう決めました。
何のために=入れ替え戦勝利のためと、目標には必ず目的を明確にします。
チームにルールが定着していくと、規則が規律に変わります。
当たり前の基準が高くなり、結果チームは大人の集団へとシフトします。

大人=態度教育の成果です。
さらにレベルの高いチームは、30分前には選手、
スタッフ全員がグラウンドに集合し、それぞれの準備を始めていました。

私のビジネスパートナーも、優秀なビジネスコーチ、
保険のトップセールスマン等、必ず時間を守る方ばかりです。
現サントリーサンゴリアス アシスタントコーチの
有賀剛君(高校の後輩です)に、
現役時代に練習を見学させてもらったことがあります。

チーム全体練習が始まる1時間前から入念にストレッチをします。
その前にはハードなウエイトトレーニングをこなしていました。
剛君に、一流選手の準備力の高さを教えられました。

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チーム練習後、どうしてもお礼を言いたくて
自チームの選手と共にクラブハウス駐車場で待っていたのですが、
いつまで待っても剛君は出てきません。1時間ほどして、
彼のお父さんにはなかなか見られない(笑)さわやかな笑顔で
出てきました。チーム練習後の個人練習、
時間通りにルーティン行動を日々継続しているんだと、
非常に学びになりました。まさにプロフェッショナルです!

日本代表ラグビーを強豪チームに仲間入りさせた
エディー・ジョーンズさんは、朝5:30からのチーム練習の前に、
4:30から自身のトレーニングを始めるそうです。時間を十分に守ります。

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時間を守ること、それはとてもシンプルなことです。
シンプルですが、組織やチームに浸透するのには
なかなか時間が掛かります。
この時間を守るということ、是非実践してみてください!

次回は「人材育成で2番目に大切なこと」についてお話いたします。


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