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仕事ができない人ほど会社を辞めません-前編

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

仕事ができない人ほど、「会社を辞めたい」と言いながらも辞めません。
時代遅れな会社、いわゆるブラック企業に所属していて、
辞めたいと言いながらもいつまでも会社に残る、
そんな人は誰の身近にもいるのではないでしょうか?

スクラムヒューマンパワーにも、会社を辞めたいという相談が来ます。
「今の会社を辞めたいのですが、いい転職先はありませんか?」
しかしいざ条件に合った転職先を紹介しても、
なかなか辞めようとしない人がいることも事実です。
今は時代の変革期ですし、
転職して新たに挑戦していくことは確かにリスクが伴います。

何人か話を聞いて関わっていくうちに、
なかなか会社を辞められない人には共通する
課題があることが見えてきました。
あまり仕事で成果を出すことができない、
所謂「仕事のできない人」であることが多いんです。
仕事ができる人は、環境が変わっても成果を出します。
これまでの自分の仕事に対して自信があるため、
環境が変わっても適応したやり方で結果を残すことができるんです。

では、会社を辞めることのできない、
「仕事のできない人の特徴」とはなんでしょうか?

1.自分の考えがなく、周りに流されやすい
2.辞められない理由から考える
3.辞められない理由を環境のせいにする
4.自分の強みがわかっていない
5.口先ばかりで行動力がない
等が挙げられます。それぞれを詳しく見ていきましょう。

1.自分の考えがなく、周りに流されやすい
仕事をするときも、言われたことだけを淡々とこなして、
自分なりのアイデア、自己主張というものがありません。
なんとなく仕事をして、時間の切り売りをしているだけです。
これでは、仕事ではなく作業ですね。
指示された作業を改善したり、効率を上げたりするなどの、
仕事をより良いものにするという考えが無く、
ただ言われた通りにしておけば良いと思っているんです。

作業をよくすることもない代わりに、ただ作業をするので、
会社も扱いやすいと言えなくもありません。
低い評価でうまく使えばよいと思われているかもしれません。
自分の考えがないので、人の意見に流されやすく、
上司のいうことにも疑問を持たずすぐに染まります。
自分の考えがないということは、会社の言いなりなんです。
流されやすい人は会社からいいように扱われ、
漠然と辞めたいと思っていても、なかなか仕事を辞めることもできません。

2.辞められない理由から考える
仕事ができない人は、「こんなこと出来る訳がない」という
否定的な思考や、「でも、しかし」など
ネガティブな言語を無意識に使っています。
反して、仕事ができる人は「絶対にできる」と考えて
仕事に取り組むんです。
自分を鼓舞する言葉を自問自答し、できる方法を探します。
成果や結果につながりやすいのもこのためです。

「できない」と決めつける人は、できるための方法を模索したり、
行動に移さないため、いつまでたってもできません。
「転職先がないから」「転職しても給与が下がるかも」
「上司に止められるから」「頼りにしてくれた後輩を裏切ることになる」
「取引先に迷惑をかけてしまう」様々な辞められない理由を考えて、
それをどうにか解決しようという手段を探すことをしません。
「できない」「無理」「辞められない」という思考が
先行してしまう人は、いつまでたっても辞めないでしょう。



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