増やすより、循環を。溜め込まない健全な豊かさ。
いきなりではありますが、溜め込まないことってとても大事なことだと思います。
何事にも健全な保有量というのが定められている気がして、強欲になりすぎることはかえって負担になってしまいます。
メタボ、ドリブラー、ゴミ屋敷。
溜め込み過ぎは不健全な状態につながります。
例えばメタボ。栄養分を溜め込みすぎた結果、健康に害がおよびます。例えばサッカー。パスを出さずに自分の足元にボールを溜め込んでも、なかなか前に進めません。
ほかにもゴミ屋敷では、捨てられないからこそ発生することですし、溜め込むことは害につながります。
それは資本でもきっと同じ。
金融資本も溜め込みすぎたら、お金を盗まれるという不安とともに生きることになってしまいます。
土地だって身に余るほど溜め込んでいると、管理コストの方が上回ってしまって、気づけば負債になっているケースもあるのだと思います。
ちなみにTABIPPOでもパートナー提携している株式会社KLCから、土地の循環を促すサービスがリリースされたので、ぜひご覧ください!
循環がソリューション
自分が持っているものは、無理ない範囲でリリースして循環させる。この意識があるだけで、色んなことが円滑に進んでいくのだと思います。
自然とGiveの精神が働きますし、それがまた次の恩恵をもたらしてくれるキッカケになるかもしれません。
良いことがあれば、シェアをする。シェアすることって幸せを減らすのではなく、むしろ増えていくものだと思います。
良い経験を誰かとシェアできると、喜びは2倍。自分1人では味わうことのできない幸せが得られます。
そんな幸せを味わうためにも、自分が過剰に持ちそうなものは積極的にパスしていく。
循環させながら、その循環のパイプを太くしていけば、より良い経験に向けて幸せが拡張していくのだと思います。
循環させる変換効率
循環するにもエネルギーの変換効率というものがあると思います。小学か中学のとき、化学でならった「エネルギー保存の法則」
これはエネルギーの使い方の前後で、エネルギーの総和は同じになるというもの。
例えば、火力発電をする際には、石油を燃やして得られるエネルギーは電力になります。ただ、そのとき燃やして得られるエネルギーすべてが電力になるわけではありません。
変換効率は元のエネルギーから目的とするエネルギーを得るときに、どれだけ効率よく変換できるかということで、電力を得る際には熱として逃げてしまったり、音エネルギーに変わってしまったり。
でも、そのエネルギーの総和は前後で変わらない。目的とは異なるエネルギーになってしまうと、もったいないですよね。
なので、エネルギー変換効率を高めることが、"循環"における重要なファクターであり、人のエネルギーも摩擦なく循環できると良いなあと思います。
そのために、想いが純度高く伝わるためのクリエイティブがあるのだと思いますし、そんなクリエイティブを生み出していけるようなディレクターになっていけたらと思います。
循環を促しつつ、最大限エネルギーの変換効率が高い社会に。そこには無駄のない素敵な世界が待ってそうだなと思う今日この頃でした。