【エッセイ】2023年を振り返って
2023年、の終わりが近づいている
家族とXmasケーキを食べたあと
近所の公園をウォーキングする
耳にさしたイヤホンの中、ジョンの声
湿った枯れ葉を踏みしめながら
息を切らしつつ
2023年を振り返っていたら
あまりにも色々なことがありすぎて
感極まって、少しだけ涙が流れた
とにかくたくさんの人物にお世話になって
新しい一歩が踏み出せたような
充実した一年だった。今回は詩の活動に於いて
(プライベートなことは抜きにします)
一年にあった出来事をまとめた文章を書こう
笠原メイってこうゆうことしている人なんだって
分かりやすく理解してもらうのに、ちょうどいいかもしれない
1月
詩誌ココア共和国に「1秒」という詩を
掲載してもらった
可愛い感じの恋愛詩で
秋吉久美子さんから「いいね」をいただいた
なかなかいい駆け出しだった
2月
詩誌ココア共和国に「turn head」という詩を
掲載してもらった
とんちのような、言葉遊びのような詩で
結構、勝負にいった作品だった
3月
詩誌ココア共和国に「菜の花」という詩を
掲載してもらった
今はない、祖母が経営していた旅館に行く途中
電車の窓から見える
菜の花が綺麗だったという詩だった
同月、
詩の先生、堤美代さんから誘われて、
高崎市内にあるお茶屋さん「棗」で合評会をする
当日、堤先生は腰を痛めていて来れなかった
でも、皆さまが優しくフォローしてくれて
楽しい時間を過ごした
4月
岐阜県養老町の主催する
詩のコンテスト「家族の絆」一般の部で
佳作をもらって、書籍化された
「ホットミルクと耳かき」という
母親の優しさについて書いた詩だった
表彰状も届き、部屋に飾っている
同月、
詩誌ココア共和国に「手紙の詩」という詩を
掲載してもらった
文通が好きな僕だから、この詩は
狙わなくても自然と出てきた感じだった
同月、
詩のコンテスト
一かけらの今、「彼と彼女のソネット」に
恋愛詩が合計20回掲載されて
賞金2万円を頂いた
そして、特設サイトを作ってもらった
5月
詩誌ココア共和国に「ステフとジミー」という詩を
掲載してもらった
ねずみとカラスの恋を描いた詩で
久しぶりに笠原メイらしい無慈悲な作品になった
同月、
文学フリマ東京36の浅見恵子さんのブースにて
詩の冊子「ミッドナイトシガレット」を
100円で5部だけ発売する
すぐに完売の知らせがきて嬉しかった
6月
前橋ポエトリーフェスティバルというイベントで
文学館で詩の朗読をした
緊張したけど、楽しかったし
表舞台に立つのもいいなぁと思った
同月、
「詩と思想」の6月号に投稿した詩
「地縛霊の反対みたいな歌手」が佳作として
選評をもらった、初めての掲載だった
同月、
詩誌ココア共和国に「ホットミルクと耳かき」という詩を掲載してもらった
4月に養老町に受賞した作品を推敲して投稿した
二重投稿が可、許されるのが
またココア共和国の良い所だと思う
7月
詩人、堤美代さんの合評会に参加する
とにかく暑い日だったと記憶している
「棗」という店を貸し切りして開催された
熱い議論が飛び交い、詩に燃えていた
同月、
詩人、北爪満喜さんの合評会に参加する
前橋のドーナツショップで開催された
色々な人の意見を聞いてとても勉強になった
夜の街の空気が、なんか心地よかった
同月、
詩誌ココア共和国に「ラストベルト・キッズ」という詩を掲載してもらった
秋吉久美子さんから「こりゃいいね」をもらう
アメリカの郊外を舞台とした
スケボー少年たちの詩で、割と気に入っている
同月、
岐阜県郡上市文芸祭(現代詩部門)に
「菫の墓」という詩が入選して書籍化される
賞状と副賞も頂いた、素直に嬉しかった
8月
前橋文学館で開催された、まえばし詩学校に参加する。講師は北爪満喜さん。とてもよい授業だった。この日はちょうど花火大会で、町には浴衣姿の人が多かった
同月、
詩誌ココア共和国に「多角形の島」という詩を
掲載してもらった、これは電子版のみ
ずっと温めていた作品だけど
海なし県に住む僕としては
リアリティを出せず、佳作という感じだった
同月、
noteにて、短編小説「サマーシンフォニー」を
発売する。たくさんの方に読んでもらい
嬉しい感想が届いた。売上は全て
詩集作りの製作費に当てさせてもらいました
9月
詩誌ココア共和国に「酔いどれ詩人の帰り道」という詩を
掲載してもらった、これは電子版のみ
ブコウスキーが高円寺に住んでいたら
というイメージで書いた。
要素を詰め込みすぎた気がする。
同月、
第25回ポエケット、浅見恵子さんのブースで
詩集「midnight cigaret」を500円で発売する
手に取ってくれる人がいて嬉しかった
10月
詩誌ココア共和国に「珈琲フロー島」という詩を
掲載してもらった、なんとトップバッターで
表紙に名前があった。
佳作続きだったので嬉しかった。
同月、
群馬県前橋駅のギャラリー、アートスープの
「思考の海にうかぶことのは」という企画で
永沢俳里さん(絵)笠原メイ(詩)の
コラボ作品を展示してもらう
11月
詩誌ココア共和国に「百年後」という詩を
掲載してもらった
老人になったとき友達と再会できたら
きっと楽しいだろうなぁという逆説的な詩だった
同月、
文学フリマ東京37の浅見恵子さんのブースにて
詩の冊子「ミッドナイトシガレット」を
500円で10部、発売する
始まって2時間くらいで
完売の知らせがきて嬉しかった
同月、
11月に発売した、依頼されて
柴田せのんさんの詩集「metaplazia」の巻末に
論評というか、感想文を書かせてもらった
こうゆう仕事は初めてだったので
緊張したけど、頑張った、光栄なことだった
12月
音楽コラム「1987」を
note上で発売開始する
これはうつ病がひどいときに書いた
ある意味では闘病記のような内容なんだけど
結構、たくさんの人に購入してもらえて
あの日々が救われた
同月、
詩誌ココア共和国に「ハミングバード」という詩を掲載してもらった
家出してきた少女が雨の新宿で
タクシーに乗ってあれこれ想像する詩
秋亜綺羅さんにリズム感を褒められた
これで2023年のココア共和国は
電子版を含めると、1月号から12月号まで
全て掲載してもらったことになった
本当にお世話になりました
noteでの活動はこんな感じでした
僕を応援してくれている人たちが
いつか笠原メイの名前が世に出たとき
自分の目は正しかったと思ってもらえるように
頑張ろうと思います
いつもありがとうございます
これからもよろしくお願いいたします
来年は詩集「midnight cigaret」を
通販で発売したいと思います
続報をお待ちください
走れ!人生に追いつかれる前に