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【エッセイ】2024年を振り返って
2024年も終わりが近づいている
家族とチキンやXmasケーキを食べたあと
飼い犬のリードを握りながら
いつもの公園までウォーキングに行く
木枯らしが吹くなか、噴水の周りで
一人の少年がスケボーの練習をしていた
耳にさしたイヤホンの中、曾我部恵一の歌声が
優しく胸に沁みわたる
湿った枯れ葉を踏みしめながら
白い息を吐いて、ゆっくり深呼吸をする
2024年を振り返っていたら
感極まって、少しだけ泣きそうになった
僕にしては、充実した一年だったと思う
なので今回は詩の活動に於いて
(プライベートなことは抜きにします)
一年にあった出来事をまとめた文章を書きます
笠原メイってこうゆうことしている人なんだって、分かってもらうのに、ちょうどいい機会かもしれない
1月
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「ビタースウィート」という詩を掲載してもらう。全体が台詞になっている詩だった
2月
詩誌「ココア共和国」の読者投稿欄に
「スウェーデン先輩」という詩を掲載してもらう。美術部だった高校生時代を描いた作品だ
同月、
ミニ詩集「Midnight cigarette」を
BOOTHにて発売する、合計50冊が一か月で完売した
3月
詩誌「詩と思想」の読者投稿欄に
「チェルシーと長い旅」という詩を掲載してもらう。本屋さんにある、全国誌に作品が掲載されたのは初めてだったので、素直に嬉しかった
同月、
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「君の作風」という詩を掲載してもらう
難解な恋愛詩だった
4月
詩誌「詩と思想」の読者投稿欄に
「犬のスピード」という詩を掲載してもらう
僕の詩を選んでくれるのは
ほとんど小島きみ子先生だった
同月、
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「お前が好きだった歌」という詩を掲載してもらう、秋吉久美子さんから「こりゃいいね!」を頂く
5月
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「残骸」という詩を掲載してもらう
人魚と水夫のことを書いたメルヘンチックな詩だった
同月、
前橋ポエトリーフェスティバルというイベントに参加して、文学館で詩の朗読をした
「あきこ」という詩を読んだ
ボブ・ホールマンというゲストの偉大な詩人が
「good」と言って握手してくれたのが嬉しかった
6月
詩誌「詩と思想」の読者投稿欄に
「ごみの日」という詩を掲載してもらう
自信作だったので、報われた気持ちになった
同月、
BOOTHにて、浅見恵子さん主催のアートブック「poetry notes01」を発売する
僕は詩と写真とイラストで参加した
まだ在庫は残っています
*12月31日まで
Xmasセール価格で発売しています
500円OFFです。この機会に是非とも
同月、
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「フレーバー」という詩を掲載してもらう
キスの味は色々あるという内容だった
同月、
前橋にあるギャラリーアートスープにて
「詩人の手紙展」という展示で
僕の手紙(詩っぽい)を展示してもらった
愛する堤美代先生に向けて書いた手紙だった
7月
詩誌「詩と思想」の読者投稿欄に
「兄妹」という詩を掲載してもらう
この詩のポイントは、現実には存在しない
「弟」が出てくる所だと思う
同月、
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「ごみの日」という詩を掲載してもらう
秋吉久美子さんから「こりゃいいね!」を頂く
8月
詩誌「詩と思想」の読者投稿欄に
佳作で選評だけ掲載された
それは「あきこ」という詩だった
同月、
詩誌「ココア共和国」の本誌に
「かもめ」という詩を掲載してもらう
家出少年の詩で、寺山修司を意識して書いた作品だった
9月
詩誌「ココア共和国」の本誌に
「潔癖症」という詩を掲載してもらう
珍しく表紙に名前が載ったので嬉しかった
10月
詩誌「ココア共和国」の本誌に
「運動会とボスの秋空」という詩を掲載してもらう。孫の運動会にギャングのボスが来るという。散文に近い詩だった
同月、
「第一回.kom恋愛詩大賞」に入選する
テーマが決まっていて、秋と、恋愛だった
Twitterで応募して選んでもらって
詩の朗読で発表して頂いた
同月、
前橋にあるギャラリーアートスープにて
「本の世界へようこそ」という展示で
僕の詩を展示してもらった
「100年後」というSFチックな作品だった
11月
詩誌「詩と思想」の読者投稿欄に
「太陽フレア」という詩を掲載してもらう
自分にはこうゆう書き方もできるんだなって
不思議に思った作品だった
同月、
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「大遅刻」という詩を掲載してもらう
村上春樹とメルヘンを混ぜたみたいな作品だった
同月、
売り切れていた詩集「Midnight cigarette」を
BOOTHで再販する、こちらはまだ在庫があります
12月
詩誌「詩と思想」の編集人の方から
夏頃に依頼を頂き、初めて寄稿という形で
「雀」という詩を掲載してもらった
目次に自分の名前が載っているのは記念になった
同月、
詩誌「詩と思想」の読者投稿欄に
「最後のふたり」という詩を掲載してもらう
いっぺんに二編も載るなんて考えてもいなかった
同月、
詩誌「ココア共和国」の電子版に
「脱走」という詩を掲載してもらう
ミッキーマウスが車に轢かれそうになる詩で
少しシュールすぎたかな
これで2024年のココア共和国は
電子版を含めると、1月号から12月号まで
全て掲載してもらったことになった
僕を応援してくれている人たちが
いつか笠原メイの名前が世に出たとき
自分の目は正しかったと思ってもらえるように
頑張ろうと思います
来年は永沢俳里さんとの共著の
詩集「Naive Christmas」を
通販で発売したいと思います
続報をお待ちください
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