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笠原メイ雑文集

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2022年9月の記事一覧

笠原メイ一行詩集『365』

笠原メイ一行詩集『365』

一年間、毎朝一遍ずつ書き続けてきた一行詩を、このたび一つの詩集にしました。
ゆっくり一遍ずつ、大切に読んでもらえたら嬉しいです。

1.死んだあと神様と答え合わせをする

2.夏にした あの約束も ただの言葉あそび

3.育ちすぎたヒマワリが金星に触れる

4.言葉を信じているから 言葉にやられてしまう

5.一人で待つのは苦しいけど二人で待つのは楽しい

6.めんどうくさいものしか愛とは呼べない

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一行詩集「365」まえがき

一行詩集「365」まえがき

一行詩集「365」

まえがき

この詩集を作ろうと思ったきっかけは、短い一行詩なら、通勤電車の中や、仕事の休憩時間や、家事や、子育ての合間に、紅茶を沸かすより、簡単に読めて、その瞬間だけ心が落ち着いたり。どこかに旅に出たような解放的な気分を味わってもらえると思ったからです。

谷川俊太郎さんも「詩の良い部分はすぐ読めて、何度でも読める所」と仰っていたました。

2021年の夏から一年間。毎朝、僕

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