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【12】任国外旅行、友達100人できた話。フィリピン編

皆様こんにちは。ひぐちです。

前回の記事では、圧倒的大自然
パラオ旅行について語りました。

そして今回は、計10日間の
フィリピン旅行について。

なぜフィリピン?というと、
日本でオンライン英会話を受講してた時
秒で意気投合した先生がフィリピン人で、
「ワンチャン会いに行けるんじゃん?」
と思い立ち連絡してみたところ
「もち、うちの地元案内するよ!」
と歓迎してくれたことがきっかけです。


そしてこのフィリピン旅では、
日本から新キャラ「T氏」が参戦します。


T氏とは、協力隊の説明交流会で出会い、
たまたま隣になって話しかけてみたところ
まさかの大学の後輩で元ラクロス部という
共通点ありすぎてこちらも秒で意気投合。

T氏は世界中バックパック系なので
「ワンチャン一緒に旅できるんじゃん?」
と思い立ち連絡してみたところ
「もち、行きやす!」
と即答してくれたことがきっかけです。


ということで、
ひぐちはパラオからフィリピンへ、
T氏は日本からフィリピンへ向かい、
マニラ空港で久しぶりに再会する
という感じで始まります。


このフィリピン旅、
控えめに言って爆弾級に楽しすぎた。


何が楽しいって、色々あったけど、
リアルに友達100人できたんちゃいますか
てくらい現地人と知り合えたのが最高すぎた。




ちなみにフィリピンの言語では
言葉の最後に「ぽ」をつけると
丁寧な感じになるらしいです。

Thank you ぽ
Good night ぽ
Arigato ぽ
みたいな。

かわいくないですか?めっちゃ。




ということで、
フィリピン無双旅、いざ行かん。ぽ



①時代、どこでも友達できる。

旅先にフィリピンを選んだ理由の1つ、
それは「都会を浴びたい」です。
ミクロネシアにない、都会の景色。

そしてその願いは秒で叶う。


フィリピン中心街

何これ。東京やないですかい。
日本の都会と何1つ変わらない、
並び立つ高層ビルやおしゃカフェ。

想像以上に栄えてて驚き。

表参道にあるようなカフェのテラス席で
優雅に朝食を頂き、都会の空気を満喫、、、



「あれ、もう目的1個達成しちゃった」



そう。都会の空気って、最初はおおお!
となるものの、秒で慣れてしまうのですね。


私  「さあこれからどうしよっか。」
T氏「とりま現地人と友達になります?」
私  「あり。」

ということで現地人と繋がれる
CouchSurfingというアプリを使い、
フィリピン人と会うことにしました。

彼の名はアポロ。
初めて会った瞬間にわかった。
「もう、めっちゃいい人やん」


ということで初日はアポロ氏に
現地人だからこそ知ってるスポットに
たくさん連れて行ってもらいました。

ベネチア的な場所に連れてってくれたり
観光客が通らない超ローカルなエリアで
鳥の頭3つ串刺しになってるやつ食べたり、
入場料0で高層ビル屋上から夕陽をみたり、
フード美味しいカラオケで歌いまくって、
スパサウナ&全身マッサージ堪能したり、、

突然ベネチア現る

ミクロネシアじゃ絶対できないことを
詰め詰めに詰め込んでもらったプランで
最高な一日を過ごすことができました。



今の時代って、ほんとすごいですよね。
どこでも誰ともでも友達になれちゃう。


今回の旅で、もう数えきれないくらい
たくさんの人たちとSNS交換して
いまだに連絡取り合ってたりしてて、
ネットの普及はほんと世界変えてんなー
と改めて実感しました。


でもネットがなくても、友達は作れます。
今回、とあるアイテムを携行していました。



それは、ラクロスの棒(クロス)



T氏、「キャッチボールしたい」
て理由で日本からわざわざクロスを
フィピリンまで持ってきたのです。2本。

あたおかすぎて最高。

Lacrosse makes friends


誰もラクロスを知ってる人がいないので
このいかつい棒もって歩いてるだけで
こどもから大人まで興味津々な様子で
ナニソレナニソレと寄ってきます。

「これはラクロスっていうスポーツで・・」
と道端でキャッチボールを実演すると
私もやりたい!俺もやりたい!となって、
すぐ現地の人たちと友達になれます。


夜の砂浜で子供たちとラクロス


私、まるでラクロス隊員。
スポーツって、すごい素敵だな。
言葉が通じなくても、心が通じ合う。



とまあこんな感じで、
この旅ではたくさんの現地の人と
友達になって遊んで笑って話して…
とても温かい時間を過ごせました。

旅でできた友達との思い出は、
ずっと忘れない大切な記憶になる。

またみんなに、会いに行きたいな。
またみんなに、会いに行こう。

②偶然、の出会いを楽しみまくる。

途中からプエルトガレラという島に
フェリーで離島して3日間滞在しました。

ホワイトビーチ

青い海、白い砂浜、まさに離島・・


この島では「偶然の出会い」を
存分に楽しみまくりました。

まずは到着して特にプランもなく
ぶらぶらしてた時に声をかけられた、
「マーキュリー氏」との出会い。

いろいろ喋ってたら、
シュノーケリングや島ツアーなどに
連れて行ってくれるという話になり
急遽午後から3時間海に出ることに。


ラッキー!感謝マーキュリー。


マーキュリー氏

この海ツアーの後、
マーキュリー氏が先週オープンした
レストランで美味しいご飯を食べながら
お店にいたお客さんたちとみんなで
カラオケ大会をするという展開に。

偶然そこに居合わせた人たちと
歌ですぐ仲良くなれちゃう感じが最高。


これだから音楽は最高なんだよなあ。

Karaoke makes friends

フィリピンで驚いたことの1つに、
8割くらいの店にカラオケが付いてる。
=どこでもすぐカラオケ大会
=我的最高☆の環境
=フィリピン最高


そして次の日は島ツアー。
マーキュリー氏が育て上げた?という
イケおじドライバー「じゅんじゅん」
が一日中、島を案内してくれました。

このね、じゅんじゅん氏がね、
ちょっとシャイボーイなんだけど、
すっごい良い人だったのよね。

どこにいこうともお父さんのように
ずっと私たちの写真や動画を撮ってくれたり、
私が宇多田ヒカル好きっていうと
移動中ずっと宇多田メドレー流してくれたり、
超かわいい双子の娘ちゃんたちの写真を
すっごく嬉しそうに見せてきてくれたり、

まさにTHE NICE PAPAという感じで
ドライバーがじゅんじゅんで、よかった。

ベストプレイスで
じゅんじゅんとランチ


そしてこの日、人生初のことに挑戦。

それは、ジップライン・アドベンチャー!


じゅんじゅんが見晴らしの良い山に
連れて行ってくれた時に、その山で
ジップラインができることを偶然知り、
「え、やるしかなくね?」とノリで。

ひぐち無事生還

山の中をとんでもないスピードで
駆け抜ける爽快感ハンパなかった。





こんな感じで、マーキュリー氏を筆頭に
カラオケで色んな人たちと歌って踊って、
じゅんじゅんと島ツアーを楽しんで、
ジップラインの体験もできちゃって、
色んな「偶然」の出会いを堪能しました。


どこかの場所で誰かと出会うことは
きっと何か意味があるんだ。というのが
ひぐち的信念なので、どうせなら
その出会いを積極的に目一杯楽しんで、
一緒に素敵な時間にできたらな、と思います。



③地元、やっぱローカルしか勝たん。

そしてついに、
当初のフィリピン旅行の目的であった
元英会話の先生、カーメル氏と合流!

2年前にオンラインで話しただけなのに
昔からずっ友だった感、爆発。

半年前から連絡を取っていたのですが、
「え、そこまでしてくれるん!?」てほど
何から何まで準備して色々考えてくれてて、
この時を心底楽しみにしてくれてた感を
会った瞬間から感じてハピネス、爆発。

バスで3時間かけて来てくれた涙


彼女の地元で4日間過ごしたのですが、
首都から離れた超ローカルな感じで、
観光客はほぼいないようなエリア。

なので歩いてるだけで学生たちが
キャーキャーぞろぞろ集まってきて
写真とってだの握手してだの、
「私たち、世界的アイドルだっけ?」
と錯覚するくらい人気者状態。


アイドルって大変ですね。失笑



とにかくどこを歩いても楽しくて、
ジプニーの中でジプニーダンスしたり
カーメル氏御用達美容院で散髪したり
これ以上食べたら死ぬって程食べたり
馬と戦いながら滝まで強行突破したり
最高のローカルライフを満喫できました。

滝まで案内してくれた親子


カーメル氏が友達や家族を
たっくさん紹介してくれたのですが、
最高に素敵な人たちすぎて
秒でみんな大好きになりました。

フィリピン人って、友達になると
超積極的に自分たちの家族を
私たちに紹介してくれるんですよね。

この旅中にもいろーんな人の家で
両親兄弟祖父母親戚ワンコなどに会って、
フィリピン人の家族愛を味わいました。


この文化、すっごい素敵だなあとしみじみ。


秒でズッ友と化した


ローカルの友達に、
ローカルな場所を案内してもらって、
ローカルなものを食べて、
ローカルな出会いを楽しむ。


これがどれだけ最高だったことか。

結局、ローカルしか勝たん。



旅はどこに行くかではなく
「誰と出会うか」に尽きる。



④変化、ミクロネシアに帰国して。


ということで前回と今回の記事で、
怒涛の20日間の任国外旅行について
お送りいたしました。

この旅で、友達とバイバイする度に
まだここでいろんなことをしたい、
まだここでいろんな人と話をしたい、


とても寂しい気持ちになりました。



そして無事、ミクロネシアに帰国。


そこで感じたのは、なんだか
いつもと違う感覚でした。


「おかえり」と言ってくれる人が、
ミクロネシアにいるということ。

ここが私の帰る場所なのか、と。

私はこの国でもっともっと
いろんな人と出会えるんじゃないか。
私の知らないローカルな魅力が、
まだたくさん眠っているんじゃないか。

このミクロネシアで過ごせる
残り1年数ヶ月って、すごい貴重すぎる
かけがえのない時間なんじゃないだろうか。


任期が終わり日本に帰る時に、
「まだここでいろんなことをしたい」
「まだここでいろんな人と話をしたい」
と後悔しないくらい、残りの時間を
今までよりマックスエンジョイしたろ。と
ワクワクがさらに増しました。

任国外旅行、幸せだった。
ミクロネシアにいることも、幸せだ。
今の自分の人生が、幸せだ。


そんな、私の幸福度が
更に爆上がりした旅でした。




本当はもっとヤバいネタとか
紹介したいことがたくさんあります。

思い出渋滞しすぎて、このnoteでは
紹介したいぶんの1/5くらいしか
伝えられなくて無念です。

私事ですが、ラジオをやっておりまして
旅の全貌をPodcastで爆語りしたので
興味ある方(いれば)はそちらをどうぞ。


一生忘れない、最幸すぎる
任国外旅行になりました。


ではまた。ぽ

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