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【17】「任期短縮」賽は投げられたって話
Kaselehlie, どうもひぐちです。
日本の皆様お元気でしょうか。
と、いつもの調子で始めていこうかと
思っておりましたが・・・
なんと
ひぐち、日本に帰国しました。
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っえーーーーーーー!!!
と驚かれた方。
突然、失礼いたしました。
はい、本当に帰国しました。
私は今、皆さんと同じ
日本の空気を吸わせて頂いております。
真夏のミクロから、一気に大寒波。
寒くて、寒くて、びっくり🌰
「なにがあった!?」
「ミクロネシアはどうなった!?」
など、色々なお声が想像できます
このnoteというブログを通じて、
想像以上にたくさんの人が
自分を応援して下さっていること、
楽しみに待って下さっていること、
ひしひしと感じておりました。
noteを通じて出会った人や、
DMしてくれて話した人もいました。
「自分がここで発信することで
誰かの何かになれれば幸せだ」
という想いでnoteを始めたので、
読者の皆様からいただく
メッセージ、反応の一つ一つが
とてもありがたく嬉しく、
モチベーションになっていました。
JICA海外協力隊を志し、前職を
退職するタイミングで始めたnote。
本来2年間の任期であるところを、
私は「任期短縮」する決断をしました。
なので、完全帰国です。
いつも応援して下さっている
noteの読者の皆様にこそ、
私のこの想いについて伝えるべく
今回の記事を書いております。
事前に断りを入れさせて頂きます。
もしかしたら、
この記事を読んでネガティブな感情に
なる方もいらっしゃるかもしれません。
特に現役のJICA協力隊員の皆様は、
色々な状況、環境の中で日々
活動されていると思いますので、
そもそも「任期短縮」に対して
良い印象をお持ちでないかも知れません。
私もそうでした。
まさか、自分が任期短縮するとは。
なので、ここからは
「それでも、読んでみたい」
と思う方のみ、お進みください。
それでは、ここから
ひぐちの渾身の想い、1万字を
ぜひ最後まで受け取ってください。
①結論、なんで任期短縮?
そもそも、「任期短縮」とは。
JICA海外協力隊の任期は2年間ですが、
事情がある隊員は任期を短縮して
日本に帰国することが可能です。
それが任期短縮、略して「任短」
よくある任短の理由としては、
・健康上の問題で帰国
・精神的にキツくなり帰国
・不幸など家庭の事情で帰国
などがあります。
協力隊は、発展途上国という
日本とはまるで違う環境の中で
現地住民と同じ水準で生活をするので
かなり過酷になるケースもあります。
その最終手段が、任期短縮→帰国。
そして私の任短理由ですが、
上記うち、どれでもありません。
では私はなぜ、任期短縮を決断したのか。
それは、
ミクロネシアでの生活を通じて
「心からやりたいと思えること」
が見つかり、それを実現するため。
です。
ネガティブなことが理由ではなく、
「本当にやりたいことをやるため」
というポジティブな理由になります。
このブログを読んで下さっている方々は
おわかりいただけているかと思いますが、
私、大好きなのです、ミクロネシア。
この1年間、
少しでも嫌な気持ちになったこと、
日本に帰りたいと思ったこと、
精神的にしんどかったこと、
一度もありませんでした。
人はこれでもかってくらい優しいし
いつも笑顔とユーモアに溢れていて
豊かな大自然がすぐそばにあって
「あるもの」に満足して生活している。
そりゃあ色々なこともあったけど、
刺激的で、オモロくて、充実感あって、
ミクロネシア、だいすきなのです。
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ラストダイビング
でも私は、そんな大好きな
ミクロネシアを去る決断をしました。
それは、とても心苦しい決断でした。
人を残念な気持ちにさせてしまうと、
わかっていたことだったから。
それでも、私は決断しました。
多くの犠牲を覚悟の上で。
これが私の「任期短縮」の理由です。
じゃあその
「心からやりたいと思えること」
ってなあに?
と気になるところかと思いますが、
その前に。
私には、20代のうちに
達成したい人生目標がありました↓
「20代のうちに、自分が登る山を見つける」
私は今までの人生、
部活でテッペン取るまで努力したり、
学校の勉強を必死にやってきたり、
芸人のように踊って歌ってネタやったり、
仕事にひたむきに取り組んだり、
異国の地で途上国生活を謳歌したり、
全てのことを「一生懸命」やってきました。
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でも、その中で、
「ほんっとにずーとこれやってたい」
と思えるようなことは、なかったのです。
心からやりたいことじゃなくても、
全部オモロいと思えるから、頑張れた。
でも、私の周りには
一つのことに夢中になっている人がいて、
「自分にもそう思えることがあったらな…」
「それがあれば人生もっと無双できるのに…」
とずっと羨望の眼差しで見てきました。
(アイドルのオーディション番組とかで
泣きながら練習してる候補生たちを見てて
「頑張れ」よりか「いいなあ」と思ってた派)
きっと私にもそう思えることがあるはず。
でも行動しない限り、絶対に見つからない。
という背景もあり、私は超ホワイト企業を
退職してJICA協力隊への道を志しました。
そしてミクロネシアで日々を通じて
初めてそう思えることに出会えました。
ずっと登っていきたいと思える、山。
じゃあそれって、どんなお山なのでしょう。
レッツ、お山、暴露。
②登山、やっとスタート地点。
私は、ミクロネシアライフの過程で
色々な影響を受けてきましたが、
私の中で最も変わった価値観として、
「幸せへの価値観」がありました。
ミクロネシアでは、
「家族と一緒にいることが最大の幸福」
であり、仕事やお金は二の次って感じです。
日本で生まれ育ってきたひぐち。
ミクロネシアの人たちの幸福感に触れて、
気付かされることが多くありました。
生まれた環境や文化が違うことで、
幸せへの価値観がこうも変わってくる。
でも、私と彼らは、同じ人間だよなあ?
はて、、ふうむ、、
私は、単純に
「人間にとっての幸せって、なんだろう」
と気になり、好奇心が疼きました。
なので、自分で学び始めました。
そして、幸せについての学問である
「幸福学」「ウェルビーング学」に出会い、
のめり込むように勉強しました。
『幸福学・ウェルビーイング学』
心理学・脳科学・行動経済学・社会学などを基に、人間の幸福や充実した人生の条件を科学的に探求する学問。個人や社会の幸福度を高める方法を研究し、実践への応用を目指す。
「幸せ」というと、どこか理想論的で
ふわっとした抽象的概念に思われがちですが
実は、至って科学的に「人間の幸せ」について
研究している学問があるのです。
ナニコレーーーー!!!
これがおもしろくて仕方なかった。
世界中で「幸福」を研究している人達の
本や論文を読んだり、研究動画を見たり、
(英語勉強しててよかったアア)
セミナーやワークショップに参加したり、
とにかく学びまくった。
「幸せ」を言語化できることが、面白すぎた。
そして「人間の幸せ」について学ぶ中で、
「自分の幸せ」についても考えるようになり、
私なりにこの過程で得た発見たちを
日々、体系化していきました。
学び、考え、学び、考えつづけた結果、
ひぐち、悟りました。サトリます☆
「私が最高に幸せを感じる状態」の定義を。
それは、ズバリ、こちら。
どーーーーーーーん!!!
「人の人生をウェルビーングに好転させている状態」
こちらが
「私の最幸状態の定義」であり、
私を任期短縮までに突き動かした
原動力となる想いになります。
(改めて書いてみて思いましたが、
なかなか悟ってますね自分。サトリます☆)
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ご存知の方は同世代
つまり、私が「心からやりたいこと」は
人の人生をウェルビーングに好転させること
です。
え、「ウェルビーング」って、なあに?
ウェルビーング(Well-being)
Well=良い、being=状態
→「良い状態であること」
「良い状態」の具体的な定義は、
『「短期的な幸福」だけでなく、
生きがいや人生の意義などの
将来にわたる「長期的な幸福状態」』
です。
違いの例)
短絡的な幸福:高価な買い物、エンタメ、ギャンブル
長期的な幸福:やりがいのある仕事、良好な人間関係、他者貢献
「人の人生をウェルビーングに好転させる」
とは、言い換えると、
「長期的な幸福状態にある人を生み出す」
ということになります。
これが私が一番幸せを感じることであり、
私が「心からやりたい」と思えることです。
この言語化ができた時、
「うわ・・・・これだ!!!!」
と、痺れました。
かねてより切望していた
「20代のうちに、自分が登る山を見つける」
という人生目標。
今までずーーーーっと
「そういうのがある人、羨ましいなー」
と思ってきた。
でも、「きっと私にだって」と
自分を信じて模索し続けてきました。
自分が登る山を見つけて、
「山のスタート地点」にやっと立てた、
そんな気分。
そのことが、嬉しくて嬉しくて、
とても幸せなのです。
もう、あとは、やるだけ。
だって、心から、やりたいもの。
どんなに険しい山でも、雪崩が来ても、
やりたいことだから、登り続けられる。
まさに、賽は投げられた。
さて、次のパートでは
「なぜそこまでやりたいと言い切れるのか」
について話していこうと思います。
レッツ、背景、暴露。
③利他、ひぐちにとっての幸せ。
なぜひぐちは
「人の人生をウェルビーングに好転させること」
が一番の幸せだと、言えるのか。
その答えは、過去の自身の経験にありました。
今までの人生を全て振り返ったとき、
・自分が一番の成果や結果を出した時
に「めちゃ嬉しい♡幸せ」とは
思ってなかったなと気付きました。
テストや成績で一位になったり、
部活でエースや代表に選ばれたり、
仕事で一番の成果や結果を残したり、
あなたが一番すごいと言われたり、、
こういうとき、私は
そんなに幸せってわけではなかった。
(もちろん頂いた言葉には大感謝です)
幸せというよりかは、
「努力が形として『一番』になった」
的な、どこか傍観してる感覚でした。
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ラクロス全力時代
なので、「自分が一番になること」に
そこまで関心や熱意がありませんでした。
ずっと体育会系の部活に所属してたので
「負けず嫌い」がわんさかいる環境でした。
チーム内での練習でも、試合の場でも、
「勝つため」にバチバチな人の姿を見てて
なんで皆こんなにバチバチになれるんだろ、、
なんでそこまで一番になりたいんだろう、、
なんでそこまで悔しがれるんだろう、、
と、実は思っていました(暴露)
なので、自分が何かで一番になるたびに
「皆様ほどのアツい気持ちがある訳でも
ないのに・・なんか申し訳ない・・・」
と、実は思っていました(暴露)
これだけ読むと、
「じゃあなんでこいつ一番になるねん」
と思われるかもしれません。
決して、楽をしてた訳ではありません。
むしろ、結構がんばってた気がします。
それは、頑張れる、理由があったから。
私が「めちゃ嬉しい♡幸せ」な時。
それは、
・誰かにポジティブな影響を与えた時
これに尽きます。
「あなたすごい」と言われるより
「あなたのおかげで私〜〜になった」
と言われるほうが100倍幸せなのです。
例えば、部活であんなに頑張れたのは
「自分が代表で試合に出たいから」
「絶対に試合で勝ちたいから」
ではなく
「仲間に勇気や希望を与えたいから」
「おもろそうって思って欲しいから」
でした。
この利他心が、最大のモチベでした。
特にラクロスは初心者ゼロスタートで、
最初は何もできなさすぎて萎える日々。
でも、
もし私が代表に選ばれて活躍できたら、、
他の初心者スタートの人たちが
「うちらでもいけるかも!」と
希望や勇気を持てるようになるかも。
まいにち続く練習でも、
私が誰よりも一番楽しみながら
周りのみんなを巻き込み続けたら、
「なんか練習おもろい、明日も楽しみ!」
って思ってもらえるかも。
「誰かにポジティブな影響を与える」
こう想像しただけで、
俄然モチベが湧き湧きするのです。
実は、ウェルビーング学の中で
「他者貢献」によって得られる幸せは、
「あなたすごい」と言われる時よりも、
持続的で深い幸福感だと証明されています↓
・「あなたすごい」=「自己達成」的な幸せ
→ドーパミンによる、短絡的な快楽に留まりがち。
・「あなたのおかげで」=「他者貢献」利他的な幸せ
→オキシトシン、セロトニンによる、長期持続的に深い充足感を得られる幸福ホルモンが分泌される。
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さらに、ヘルパーズ・ハイ現象により、
他のポジティブなことにも繋がります。
ヘルパーズ・ハイ現象
→他者への親切や利他的な行動が、脳内の幸福ホルモンを活性化し、下記のようなポジティブな感情を引き起こすことが証明されている。
・自己肯定感や生きがいが強化される
・社会的繋がりが深まり充足感が得られる
・ストレス軽減、健康促進にも繋がる
まさに・・・
「いいこと尽くし」
でも、「他者貢献」と言っても
なんだか抽象的すぎますよね。
私は、具体的にどんな
他者貢献をした時に最も幸せなのか。
これを深ぼっていくと
「人に長期的な影響を与えられた時」
「人のターニングポイントで役に立てた時」
であると、言語化できました。
つまり、
『人の人生にポジティブな影響を与えた時』
この「ポジティブさ」というものは
人の人生のウェルビーングに直結する
超重要指標のうちの1つになります。
つまり私が最も幸せを感じる他者貢献は
『人の人生をウェルビーングに好転させた時』
↑これ軸で過去を振り返った時に
ほんっとに、自分でも気づかないうちに
誰に指示される、頼まれる訳でもなく
勝手に一生こういうことやってきていて、
それで他者貢献できた瞬間が何度もあった。
「ひぐちと一緒にいると勝手にモチベ上がる」
「ひぐちのおかげで楽しむマインドを覚えた」
「ひぐちと出逢ってから人生明るくなった」
私にとって最高級に幸せなお言葉を
気付けば何度も頂いてきました(感謝
つまり私にとってこれは、
ただ「やりたいこと」なだけでなく、
パフォーマンスが高い「できる領域」であり
且つ「無限にやれちゃうこと」なのです。
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この3つが重なることって
かなり「無双状態」だと思います。
これにプラスして「やるべき」(需要)が
揃えば、もう立派な「仕事」になりますね。
以上が、私が
「人の人生をウェルビーングに好転させること」
が一番の幸せであると言える理由であり、
且つそれが
「心からやりたいこと」である理由
④愛情、ありがとうミクロネシア。
でも、なんで帰国するの?
帰国してまで具体的に何やるの?
と気になる部分かとは思いますが
この調子でそれを話し始めると
超超超長くなるので今回は割愛します。
ただ正直、
具体的なWhat(何を)の部分は
Why(なぜ)ほど重要ではないと思ってます。
今まで私は色んなWhatに挑戦してきたけど
根本に強いWhyの意志がなかったので、
ある意味「なんでも魅力的」に見えちゃって
「何をやらないべきなのか」わからなかった。
でも今の私は、
『人の人生をウェルビーングにしたいから』
という軸となるWhyが言語化できたので、
「やらないこと」の判断ができるようになった。
(その1つが、「任期短縮」ですね)
Why(ビジョン)の下にWhat(何を)が
ぶら下がってるイメージなので、
ビジョンを実現するためのWhat(手段)は
1つに限らず、色々湧き出てくると思います。
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(もちろんWhyもまだまだ探究中です)
ということで、長くなりましたが、
私は「任期短縮」を決断しました。
この決断をするにあたって
すごく悩んだし、怖かったです。
この決断をJICAや配属先など
いつもお世話になってる方に伝えた時、
想像以上にいろんな反応があって、
驚いたし、苦しさもありました。
特に一番、伝えるのが苦しかった人が
私のだいすきな職場のカウンターパート….
誰よりも私に期待をしてくれていて、
誰よりも私を必要としてくれていて、
誰よりも私がお世話になった人。
そんな彼女に任期短縮を伝えることは
「期待を裏切ること」のようで
本当に心苦しくて一番しんどかった。
「とても、大切なことを話したい」
と伝えた時の、彼女の困惑した表情。。
失望されてもおかしくないよな、、
今後、関係悪くなる説もあるよな、、
と、最悪の事態を想定しながら
「来月、日本に帰国することを決断したの」
と、伝えました。
うわーーーー、ついに言ってしもた、、、、
ドキドキドキドキドキドキ・・・・・
すると、彼女は
今まで見たことのない優しい眼差しで
「そうだろうと、思ってたよ。」
と言いました。
えええええ、そうなのおおおおお
「最近あなたの様子がいつもと違うのは
わかってて、もしかしたらって思ってた」
とのことでした。
きっと、自分のしんどい気持ちを
隠しきれていなかったのでしょう。。
私のカウンターパートは毎日
私を車で送り迎えしてくれてたのですが
その片道15分くらいの時間でよく
お互いの人生について話をしていました。
彼女はよく、
「あなたはまだ若いんだから、今は
本当にやりたいこと、情熱を見つけるべきよ」
と私に伝えてくれていました。
彼女は自身のビジョンに常に真っ直ぐで
激アツなパッションを持った人だったので
「私もいつか、あなたのように
情熱的になれる事を見つけるのが目標なんだ」
と、自分の20代の人生目標のことを
伝えていました。
だからこそ、
「心からやりたいことが見つかって、
私は日本に帰国することを決断したの」
と理由を伝えたときに
「あなたがミクロネシアに来たことで、
そう思えることを見つけられたことが、
私は何よりも嬉しいよ。おめでとう」
という言葉をくれました。
鳥肌、爆発。涙腺、激震。
ミクロネシアに来てから、
初めて泣きそうになった。
そして、
「正直、とても残念ではあるけれど、
あなたがこの1年間でやってきた活動は
とても助けになったよ、本当にありがとう」
という言葉をもらったときに、
心の底から、ホッと、安堵しました。
「私がやってきたことは、彼女から
感謝される価値があったことだったんだ」
と、初めて自分がやってきたことの
成果を認めることができたからです。
前回の記事で投稿した
啓発ガイドラインの成果品も、
「これがあれば私たちだけでも大丈夫!」
と、とても喜んでくれました。
JICAのボランティア調整員の方も
「自分がやってきたことに自信と誇りを
持っていいんですよ。あなただから
皆がこうやって受け入れてくれてます」
と何度も言ってくださって、
本当にその言葉に救われました。
配属先の他の同僚のみんな、
ミクロネシア派遣の隊員の皆さん、
お世話になっていた日本人の方々、
私のお家の大家さんファミリー、
出張先で出会った他州の友達、
みんなが、
「ありがとう」「おめでとう」
と、何度も伝えてくださった。
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食べきるまで帰れまてん
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全身もらったものコーデ
私は、なんて
周りの人たちに恵まれていたのだろう。
私は、なんて
ありがたい環境で生きていたのだろう。
私は、なんて
大きな愛情を受けていた人間なのだろう。
任期短縮を周りに伝え始めてから、
それを100倍増しで感じるようになりました。
こんな素晴らしい方々と、
こんな小さな島で、会えたこと。
一生の、財産です。
二度と忘れない1年間として、
私の人生史にブチ刻み込まれました。
もし、ミクロネシアに行かなかったら
今の私は絶対にいないと断言できます。
自分の目標のために
JICA海外協力隊になると決めたから、
ミクロネシアに行くと決めたから、
ミクロネシアで頑張ると決めたから、
ミクロネシアで精一杯生きたから、
今の私は、
今までとは違う幸福を感じていて
ウェルビーングな人生を送れています。
その全ては、
JICA海外協力隊から繋がっている。
ミクロネシアから繋がっている。
本当に、
協力隊になって心から良かった。
ミクロネシアに来て心から良かった。
本当に、
関わって下さった全ての方に感謝です。
皆さんのおかげで、
私はこんなに幸せです。
本当に、ありがとうございます。

盛大にお見送りいただきました涙
最後に、大切な話をさせてください。
実は、ミクロネシアにいた時、
乗ってた車がレストランに突っ込むという
リアル交通事故に遭いました(@助手席)
スローモーションのように覚えています。
壁に向かって車が突進するシーン。
その時、思ったのです。
「あ、私、いつ死んでもおかしくない」
そうなのであれば、
私は死ぬ時に、後悔したくありません。
そう、人生単位で考えた時に、
もしこのまま任期短縮しなかったら
「本当にやりたいことができなかった」
と後悔するかもと思ったのです。
人は、いつ死ぬかわからない。
そう思える体験をすると、
今日という日が、とても大切な、
決して無駄にできない日だと思えます。
「やりたいけど、興味はあるけど、
あとででいいや。まだいいかな。」
と先送りし続けて「やらない」なんて、
なんて勿体無いことでしょうか。
皆さんも、今日という大切な一日を、
大切なことや、大切な人たちのために、
ぜひ、大切に過ごしてください。
と・い・う・こ・と・で
このなっがーーーーーいnoteを
最後まで読んでくださったみなさま、
ありがとうございました。
私の任期短縮の背景について、
存分に語らせていただきました。
「もっと詳しい話を聞いてみたい」
「私も自分の本音に正直になりたい」
「モチベぶち上げたい」
などなど、
ひぐちと話してみたいという方がいたら
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「人の人生をウェルビーングに好転させる」
ことが私のやりたい×サチなことなので、
ぜひ、このnoteを読んだことをきっかけに
皆さんにとって何かのきっかけになれたら
ひぐち冥利に尽きます!!!
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ではまた。