それは逃げなのか?
仕事の悩み
本人の自覚があるかないかはわかりませんが、一緒に仕事をしている方にマウントを取られて、毎日のように厳しい指摘をされることが続き・・・自分がわからなくなって、自身が日々削られていく感じ
そういった方と仕事をすることが本当にきつく感じていました。はっきりいって心身状態は急激に悪化しており、適応障害のようになっていました。
うつ病の症状よりはまだ軽いのですが、これを継続するとまずいという感覚がどんどん強くなっていく。
衝撃走る
そんな中、当初はこの期間でこの人と一緒に仕事をするから、ここを我慢すればと思っていたのですが、どうも延長される可能性があると知った時に、すさまじい絶望感が自分を襲ったのです。しかもその期間はより今回よりも長い、そして今回の仕事よりも特殊で難易度も高いとのこと。
「あ・・・だめだ・・・これ」
素直に心に出てきた言葉はまさにこれでした。
その期間を乗り切る方法を考えたのですが、どれも心身ともに壊れて途中で離脱するシナリオしか見えず・・・
とにかく黒い高い壁が四方囲まれたような恐怖でした。
そのあとにどうするかをずっと考えていましたが、答えは出ず。
その日のうちに仕事を割り振る部署に連絡して、断りを入れることにしました。バタバタは多少したものの、なんとかそれは受理されました。
むくむく出てきた悩み
今回の判断は果たして正しかったのだろうか?という悩みはキャンセルした後も頭に残り続け、問答し続けました。
逆境を乗り越えるべきだったのか?
今回の判断は恐怖からの逃げではないのか?
心と頭にからみつくような蛇のようないやらしさすら感じる厄介な悩み。
自分が出した結論
色々考えていたのですが、前提条件をすっかり忘れて悩んでいたことに気づきました。
どうしても苦しんだり、つらい状態になると視野が狭くなって、肝心な部分を考えずにまぜこぜにして反芻してしまう・・・
今回もそんな感じ。
そもそも一緒に仕事をする人のことを自分自身の価値判断として、どう考えているのか?その人といることで苦しむことを克服する必要があるのか?自分にとって、それだけの価値が果たしてあるのか?
そしてその克服は相当に大変なことであるのは間違いありません。
そう考えてみると、自分にとってそういったタイプを克服すべきタイミングや対象は限られます。
実際にあのままその人と一緒に仕事をすることを決断したとしたら、どうだったかということを考えても、今回の判断は間違いではなかったと思います。
1週間かかっても、そのダメージが抜けず、心身ともに不調が続いていることを見ても明らか。
ただし似たような状況になった時に少し和らげるように工夫することは必要です。そこは今回の問題とは別ですが、自分にとってもやっておきたいこと。
今回はある意味久しぶりに追い込まれたことで、大事なことを考えることができました。下手すると、うつ病再発の可能性もありました。自分のことは自分で守り、戦うべき時が来たら戦う勇気は必要ということ。
これからも気を付けていきたいですね。
似たような状態の方もいらっしゃるのではないかと思います。参考になったら嬉しいです。