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使いにくいUIデザインを作ってみた(特急券予約アプリ編)
以前に番外編として公開した記事が社内外で好評だったため、不定期でシリーズ化していきたいと思います。
今回のテーマは特急券予約アプリです。
⚠️デザイン課題を放置するリスクをお伝えするために、診断の様子を再現した架空のストーリーです。企業名、人物名、サービス名などもすべて架空です。特定の団体、人物、モノ、コトを批判する意図はありません。
概要前提条件は下記の通りです。前回と同様に「患者と主治医
アナウンス。過剰すぎて判断力を鈍らせる
日々の通勤や移動で、繰り返される公共交通機関のアナウンスに違和感を覚えたことはありませんか?
初めての利用者と毎日の利用者の両方に配慮しようとする意図は理解できます。しかし、「お忘れ物のないようにご注意ください」といった頻繁な案内に、過剰に反応してしまうこともあるでしょう。
利用者の安全と快適さを追求する一方で、個人の判断力を尊重することも大切です。ますます便利になる現代社会だからこそ、利便性
詰め替えウェットティッシュ。2枚目のティッシュがついてこない
汚れを手軽に拭きとれるウェットティッシュ。皆さんの生活でもよく使われていると思います。
中身が無くなったらケースを再利用し、詰め替えパックを買うのが一般的ですが、中身を入れた後、1枚目をケースの取り出し口へ通すのが難しく、やっと押し込んでも2枚目がついてこないことが多くてストレスを感じます。
この問題、皆さんはどう対処していますか。
注)主治医はプロダクトデザイナーではありません。UI/UX
冷感インナー。トップスからはみ出てみっともない
冷感インナーがすっかり定着しましたね。特に夏に着用する場合、ワイシャツやTシャツの下に使うことが多いかと思います。
しかし、男性用のものはインナーの襟元がトップスからはみ出て目立つものが多いです。女性用のものは襟元がU字型にカットされるなど工夫がみられますが、男性用は一向に改善される気配がありません。
そもそもインナーとして売るなら、性別問わず「中に着るから外から見えないで欲しい」という役割を
使いにくいUIデザインを作ってみた(会員管理システム編)
今日は番外編として、「患者と主治医」という構図でHighlight診断の様子を再現してみました。アプリのUIデザインを手掛けたのはレトロマスターと呼ばれる中村 秀樹さん。クライアントから使いにくいと言われ続けていて、しぶしぶ相談に来て、Highlight診断を受ける、という設定です。
⚠️デザイン課題を放置するリスクをお伝えするために、診断の様子を再現した架空のストーリーです。企業名、人物名、サ
ストローレスリッド。ストローを使う人が減らない
コンビニやテイクアウトできるコーヒーショップで見かけるようになったストローレスリッド。飲み口付きの蓋でストローを使わずにドリンクを飲むことができます。プラスチック削減を目的としたSDGs観点から注目を集めているこのリッドですが、ストローを求める客が減らず、採用の取りやめを検討する店舗があるそうです。
ストローレスリッドの課題の一つは中身をかき混ぜられない点です。これはストローを求める客が減らない
アルミチューブ。穴が開いてクリームが漏れる
アルミチューブのクリームは、折りたたんで使っているうちに角に穴が開いてクリームが漏れてきますよね。
アルミが無限にリサイクル可能な材料であること、内容物を保護するのに最適なことは知っています。しかし、カバンの中でクリームが角から出ていることがたびたび起こると「またか」とうんざりします。
その素材や製法がサステナブルだとしても、漏れてクリームが無駄になるとしたら、エシカルではありませんよね。もし