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元妻の趣味(ゲーム&コスプレ)が元凶で不倫されたサレ夫のお話 【離婚編】
どうも、ハイボールサレ夫です(@highball_sareo)
去年、まさかのサレ夫デビューしました。約1年半かけて色々と片付いたので、思い出半分・誰かの役に立てば半分の気持ちで筆を取りました。
ここまで【発覚編】・【立て直し編】を書いていますが、今日は【離婚編】として色々と書いていければと思います。
※過去の記事のまとめは下記◎
■発覚編はこちら
■立て直し編はこちら
前回までの振り返り
不倫発覚から立て直しまで色々とありましたが、ざっくりサマると下記です
大学生から交際し、6年間の交際を経て結婚。
都内に戸建てで仲良く暮らしていたが、結婚4年目で不倫が発覚
家を飛び出し、一人暮らしの生活基盤を整える
とはいえ、【離婚】という一大イベントを乗り越えなければなりません。今日は離婚の流れをツラツラと書いていきます
話し合い前に色々と知識を整理する
離婚をするといっても、一人で決めれることはほぼ何もありません。元嫁:ゆみと色々と話し合い決めていく必要があります。
とはいえ、知識0で決めていっても何も判断できません。ので、各課題についてググったり、本を読んだり、行政書士や弁護士と相談しざっくりの知識をつけていきました。
ここの知識に関しては色々と複雑なので別のnoteでまとめさせてください🙇
ただ、このとき思ったのは、疲弊し切っている時の相談は危険なケースもあるということです。
自分の例で行くと、ネットで行政書士を探して離婚協議書の書面相談をしていたのですが、公正証書の素案作成に20万という見積もりを受けました
(この時は高いと思いつつ、適正相場をわかっていないのでそんなものか、と思っていました)
ところが、公正証書の素案は公正証書役場で担当官と相談しながら作成してもらえます。
それ以外にもLINEでの相談窓口などで協議書の文面作成できるサービスもありますが、内容が杜撰なもので対価に見合わないサービスもありました
人の不幸は蜜の味(ちょっと文脈違うけど・・)
ということをヒシヒシと感じたものです。
※このあたりのお話は別途noteに整理しておきます。
試行錯誤しながら自分の知見を整理し、ドキュメントに整理していったのを覚えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1703037391011-hoL7XpJUtM.png?width=1200)
ダラダラinputしても仕方ないので、1週間ぐらいでガーッと知識を整理していきました。
この時の動きを知っている友人には「タスク化し過ぎてやばい」と笑われた記憶もあります。笑
元嫁:ゆみと会い離婚条件を整理する
知識を整理できたら、あとは交渉です。いかに自分の条件を飲んでもらうか(有利に進めるか)が全てなので、事前にベストケース / 通常ケース / ワーストケースを整理した上で話し合いに臨みます。
LINEでやり取りをし、話し合いは自宅ですることになりました。
話し合い当日、2週間ぶりに家に戻ったのですが、家に入ると犬と猫が走り寄ってきたのを覚えています。特に犬がお腹を出してきた時は勝手に涙がこぼれたのを覚えています。
とはいえ、話し合いをしなければなりません。
自宅のダイニングテーブルで向き合いながら話し合いを始めました。
気に入ったダイニングテーブルだったのですが、まさか離婚話するテーブルになるとは思ってもなかったです。笑
元嫁:ゆみからは明確な謝罪の言葉はないものの、やり直したいという発言が出ましたが、正直???という感覚でした。
謝罪もないのに、やり直したい。という自分勝手さ。この人を生涯大切な人と信じていた自分を惨めに思いました。
とはいえ、交渉内容の論点は下記4つでした。
・資産の分割をどうするか?
・犬、猫の引き取りをどうするか?
・慰謝料をいくらにするか?
・自宅の処分をどうするか?
また、ここで一波乱していきます。笑
なんとか条件を着地させる
一つづつ論点を潰していきます。
資産の分割をどうするか?
結論:ベストケースで着地しました。
お互いの資産はお互い触らないということに決まったのです。分割などはなく、自分のモノは自分のモノという感じです。
これができた理由としては、結婚生活中も口座を完全に分けていたためです。各自支払いは立て替え、月末に立替精算処理を行うという運用にしていたためです。笑
また、お互い正社員として勤務しているので一定収入があるため分割する手間も少ないというところで着地しました。
なお、自宅の家具は殆ど自分が購入したモノだったので、引っ越すときにはその家具を全て持っていくと条件をつけたことも覚えています
実際、TV・洗濯機・掃除機・各種モニター・PS5など高価なものは全て持っていきました(元嫁の家に置いて資産になることが癪に触るので意地でも全て持っていこうと決めていたのですw)
犬、猫の引き取りをどうするか?
結論:通常ケースで着地。
自分としては犬猫を引き取りたかったのですが、その発言の前に元嫁から「猫だけ引き取る」という発言があったのです。
色々な事情があるにせよ、家族を峻別するような発言が出たことに対して、唖然とした記憶があります。
こんな人には預けておきたくない。自分が引き取る前提 or 信じれられる人に里親をお願いする形で動いていきました。
紆余曲折あったのですが、最終的には義母が面倒を見てくれるという話になり、今は義母の元で生活しています
(本当に会いたいと思う日々でたまにお散歩やみんなでゴロゴロしている夢を見ます)
慰謝料をいくらにするか?
結論:ベストケースで着地。
慰謝料200万と立替費用100万の合計300万 + 諸経費としたのです。
立替必要100万としては、不倫発覚の1ヶ月前に車が欲しいということで車を購入しました。
名義は元嫁にしていたのですが、頭金100万を自分が立て替えており、その分はキッチリと請求したのです。
(不倫中に車を一部建て替えてもらいながら購入し、その車で不倫相手と旅行にいこうとしていたと思うと心底気持ち悪いです。笑)
慰謝料の200万は、慰謝料の相場平均が100~300万となっており、間をとって200万と整理しました。
ここは議論が深くなると自分が不利になるので、「相場平均のど真ん中にしてほしい」という世の中水準で話を交渉した記憶があります。
本来は結婚期間・不貞期間・子どもの有無で慰謝料は大きく変動しますが、そこの話に持ち込ませず、世の中の平均というマジックワードで乗り切りました。笑
自宅の処分をどうするか?
結論:通常ケースで着地。
これが一番難航しました。戸建てをペアローンで購入。しかも自分が頭金を1,000万多く持ち出していたのです。
そして、売却金額によってはローン完済の可否(オーバーローン・アンダーローン問題)も絡みます。
自分としては、ローンは0にしつつ、可能な限り損失を減らしたい。元嫁は可能な限りローンを減らしたい。
という、方向性は近いですが、思惑がずれてる状態だったのです。
家を売却せずにローンの借り換えるパターン、家を売却してローンを完済するパターン、持分区分だけの売却パターンなど、実際に打ち手のパターンを洗い出すと15種類も存在しました(白目
※上記の話を行政書士に話したところ、ペアローン&頭金持ち出しの話が絡むので最も面倒なパターンと言われて、笑った記憶があります。笑
この話はこの後3ヶ月ぐらいも継続していったのですが、とりあえずパターンを全部洗い出して認識だけ揃えていきました。
オフィシャルな文章として書き出すことは難易度が高いものの、あくまでエビデンスとして残っていれば万が一のケースでも問題ないと判断したためです。
条件を握ると離婚に向けた書面準備
上記条件が決まったので、離婚協議書を作っていきました。
ただ上に書いている通り、自宅の処分周りの条件を全て書き出すのはかなり難しいので、資産分割と慰謝料は明文化。自宅は別途協議で決めていく。
という文言で簡単な書面を行政書士に作成してもらいました(費用1~2万)
離婚協議書と並行して離婚届の準備も進めていきました。
お互いの必要項目を記入したり、戸籍謄本を取り寄せたりと婚約届と同じぐらい面倒だーって思ったりしました。笑
ただ今回は協議離婚なので証人が2人必要です。
ちょうどそれに気づいた時、仲の良い人たちと飲みにいく予定があったので、飲み屋で証人欄を書いてもらいました。笑
ただ、証人欄には印鑑が必要です。
勿論2人とも判子は持っていないのですが、さすが自分です。
近くの100均で2人の判子と朱肉を購入していたので問題なしです。笑
「なんでそんなところの準備いいねん」って言われたのは良い思い出です。
ここから離婚の背景を知っていく
ここまでは淡々と離婚に向けて進んでいたのですが、次回以降で元嫁の離婚の背景やもう少し闇の部分を書いていければと思います。
長文になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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追記:経緯編を書きました