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運動時間の効率とカロリー消費
日々の生活に運動を取り入れると当然消費カロリーも増えます。それでは運動の種類によってカロリー消費の違いはどの程度あるのでしょうか。
まずは誰もが気軽に行う運動にウォーキングがあります。朝の通勤、通学で歩く人もいるかと思います。次に自転車の乗ることも運動の一つです。ジムで漕ぐ固定バイクもありますが、ウォーキングと同様に自転車で通勤、通学をする人もいるでしょう。
一般的に同じ距離で換算した場合はウォーキングの方が自転車よりもカロリー消費は多くなります。例えば自転車で5kmの距離を漕ぐと約130カロリーを消費し、一方でウォーキングの場合は225カロリー消費します。
このように紹介するとウォーキングの方が効果的に聞こえますが、ウォーキングの場合は5km歩くために1時間かかるのではないでしょうか。それに対し自転車は20分程で済むと思います。距離での割合ではウォーキングの方が消費カロリーは多くなりますが、時間で換算すると自転車の方がより多くのカロリー消費になります。もちろん歩くスピードや自転車を漕ぐスピードも影響し、あくまで上記の数字は一例になります。
またウォーキングと同じスピードで同じ距離をランニングした場合にはランニングの方が消費カロリーははるかに多くなります。一番の理由はランニングは一歩一歩がジャンプ動作になるため体は実際の体重よりも多く支えなければなりません。そのため多くの筋力を使う必要があり、心拍数も高くなります。10分のランニングと20分のウォーキングではランニングの方が約2倍のカロリー消費に値するとも言われています。
ハイアルチの低酸素ルームは酸素濃度が薄くなるため平地と同じスピードで歩いたり走ったりした場合でも心拍数が高くなり、エネルギー消費も多くなります。
効率的にカロリー消費をする場合は時間、運動量など考慮してはいかがでしょうか。