転職後に参考にした本を意識して感じたこと
働き出す前に、転職先で心がけることについて知りたくて読んだ本がある。
1ヶ月半が過ぎて、参考にしてよかったと思えることがあった。
そのことについて記事にします。
1.参考図書「転職1年目の教科書」について
ざっくり内容を紹介します。
入社して1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年の時期ごとの処世術がまとまっています。
時期ごとに、読み返すことができて良さそうと感じたので、この本を選びました。
表紙にもある通り、転職者にとって「人間関係の壁」は最重要課題と読む前から認識していました。
これまでは、新たなスタッフを招く側だったので、すぐ馴染めてる人と時間がかかる人を見てきました。
その差は、既存スタッフとうまくできている人は早かった。
新たな視点で改善を試みて頑張っていた人が既存スタッフの強い反発を受けていた現場も見ています。
転職者が、人間関係をうまくやりつつ挑戦する最適解はあるのか知りたかったです。
2.読んで得たもの、実践したこと
時期に合わせて、優先順位を変えることが大事と感じました。
具体的には、入社直後は関係づくりを最優先にして、焦らずに職場に慣れていく。本格始動は組織のルールを理解して周囲に認められてから。
ここでの本格始動とは、ルールの見直しや新たな取組といった職場を大きく動かすことです。
内情を理解してない人に、あれこれ指摘されて振り回されるのはいい印象は与えません。
この1ヶ月半は、人間関係構築を最優先にして、既存のルールを覚えています。
部長からは、経験を生かして業務効率化をして欲しいと言われています。
気になった場所は、考え直すきっかけになるかと思い、細かく質問をしています。
もちろん、メモを残しています。関係性ができたら再度見直せるよね。
「誰よりも熱心な学習者であろう!」って言葉が響いていて、質問、メモ、行動を繰り返しています。
実は今の立場が、発見の連続で楽しいです。
その甲斐があったのか、他部署の人が来たときに、いい感じに紹介してもらえました。
やはり人間関係は大事ですね。
3.これからの課題
本書的には、小さな実績を積み上げていくフェーズに入りました。
ある程度ルールを覚えてきたので、自然と移行できている感じはあります。
他部署の人から「あなたは何ができる人なの?」と見られている気がしています。
新入社員は、元気とやる気があれば評価してもらえます。
しかし、社会人10年目は違います。
小さな実績を積み上げて、アピールしていくことが必要ですね。
4.まとめ
入社直後は関係づくりを最優先。本格始動は組織のルールを理解して周囲に認められてから。
良好な人間関係が構築できれば、他部署にも認識されやすくなる
焦らずに実績を積み上げて、できることをアピールする
組織の中で生きていくには、良好な人間関係は押さえておきたいです。
どれだけ能力があっても、関係性がないと能力を発揮する場所がなくなってしまいます。
本格始動するときに、「〇〇が言うならやってみます。」の関係が理想です。
転職1年目の教科書ですが、あらゆる組織で生きていくため必要なことが詰まった本でした。
これからもお世話になります。
それでは、また。