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学ぶ時の心得(守破離)
なんでも何か新しいことをスタートする時は誰かお手本を真似る事から始ります
その際に心がけておきたい学びの基本は『守・破・離』です
自分もこれを何度も意識して実践していました
この法則に関してはいろんな所で言われている事ですが、僕個人は元K-1ファイターの須藤元気さんの本である『風の谷のあの人と結婚する方法』という本から若い頃に教えてもらいました
この法則は読んで字のごとく、
守って、破いて、離れる
という事です
どういう事かというと、
何度も読ませていただいて分かり易いので須藤元気さんの言葉をそのままお借りさせていただきます
最初は先生の教えを忠実に『守り』ます。そこで物事の基礎を身につけます。
それができたら次は、基礎を『破り』つつ、そこに自分なりの色をつけていきます。いわばアレンジです。
アレンジができたら先生から『離れて』完全にオリジナル化する。
それが『守・破・離の法則』です
個人の経験からいうと、
最初の守の部分が非常に重要かと思います
そしてその時素直さがめちゃくちゃ大事です
先輩やら先生が好きになれない事もあるかもしれないですが、それでも経験値では上だと思うので徹底的に仕事のやり方をまずはパクる
僕もそうだったのだが、
違うと思う事や、自分のやり方を変える事はプライドが邪魔して実は最初あまり実行できませんでした
けど、最初のうちにそんなプライドはいらない事に途中で気づきました
そもそも上司はこちらに最初から期待をしていないし、どう考えても最初は上司の真似をした方が仕事がうまくいくのです
もしかしたらそれでも自分の方が正しいと思う事もあるかもしれない、ただその都度に反発していたら上司も人間なので嫌気がさして最終的に大事な事も教えてくれなくなるかもしれません
小さなプライドのために大きな教えを失うのは最短距離で一人前になるプロセスとしてコスパが悪いです
極端に言えば、
上司から徹底的に教えを得るために、敢えて指摘を受けやすい怒られやすい環境を自分で作っていました
自分が上に立てばわかると思いますが、
指摘したりするにもパワーがいるものです
嫌いなやつを怒ろうとは思わなくなります
そして、
徹底的に真似た後にそれでも違うと思った事は自分なりに修正してみれば良いのです
それが一つのアレンジになる
ただ、
ここで徹底的に真似る事ができていないでベースがないとそれはオリジナルとしては認められず、ただの不良品の烙印を押されてしまうかもしれません
やはり、
まずは仕事ができる人のベースをしっかりと学び、そのうえでプラスα何か自分なりの色をつけた方がその他大勢から抜け出す事ができるし、応援者も増えると思います
今まで言った事で一番重要になるのが、素直さであるのは間違えないと経験上感じます
これが非常に難しい
人は変化を簡単に受け入れられない生き物だと本当に感じます
意識的に相手の言う事を素直に聞き入れ自分の行動を変化する訓練をしてみてください
極論だけど、
成功者の生活習慣とか思考習慣を全部そのまましばらく真似続ける事ができたら限りなく成功者に近づくはずです
だけどみんないきなりはできないのです
僕もいろいろと小さな成功をしたり経験を積んだことで、自分のやり方に変な自信がついて変化を受け入れにくい体質になりつつある気がして怖いです
こっからまた意識的に変化を受け入れ進化していかないといけません
素直に相手の意見を受け入れ実行してみること
これがまずは学ぶ者が意識する事として非常に重要な事です
ではでは。