音楽開拓期
はじめまして、山原と申します。
食べ歩きや旅行(電車旅)、音楽鑑賞が好きです
今回は自分自身の音楽鑑賞の事について書いてみようと思います。
(長くなります。あまりまとまらないでしょう)
1. 音楽鑑賞(子ども編:クラシック音楽ばっかり)
ピアノを習っていたこともあり、クラシック音楽ばかり聴いていました。
クラシック音楽以外は音楽ではないぐらいな勢いで聴き倒していたのをよく覚えています。
ただ今ふと思うと
「ほかのジャンルの音楽ってどんなのがあるのか?」
「おすすめは?」
「このジャンルといえばどのミュージシャン?」
というのがわからず、ひとつのジャンルに拘っていたのもあるかもしれません。(小さい頃だからそこまで考えているかはわかりませんが・・・)
今クラシック音楽以外に他にどんな曲を聴いていたのか思い出したら
小5、6あたりに井上陽水の「GOLDEN BEST」
Wouter Hamelのアルバム、HAMEL、NOBADY TUNE(中学、高校ぐらい?)
https://tower.jp/item/2318530/ヘメル
https://tower.jp/item/2520277/ノーバディーズ・チューン
いわゆるポップス(J-POP)にあまり縁がなく、多少曲を聴いたことがあってもクラシック音楽のようにリピートするのか?と言われれば
んなことはありませんでした。
2. 音楽鑑賞(大学2,3年編:少しずつ音楽の幅は広がるのか?)
しかしある時期からとあるミュージシャンと出会いました。
大学2年生の正月前、たまたまみていたアニメ「銀の匙」
オープニングに流れていた曲、LIFEという曲のイントロ、Aメロ、サビと軽快な曲の感じ、メロディー、そして歌詞の独特さというか言葉の使い方に惹かれ、
「誰が演奏しているのか?」
と思い確認してみると
フジファブリック
というバンドとわかり、どんなバンドなのか?どんなアルバム、シングル、メンバーは?という疑問を解決すべくあらゆるインターネットのサイトをみながら情報収集しました。(情報に関しては割愛)
大学2,3年くらいになるとiTunesカードを少しずつ買い始め、少しずつCDやアルバムを買い始めたり、実際にアマゾンで注文をしていくようになっていきました。
今まではクラシック音楽を人から勧められたり、他人の演奏を聴きどんな曲なのか調べ、聞きながら曲やピアニスト、そしてオーケストラや指揮者等を知っていく、経歴やレパートリーを知っていくことが多かったのですが
自分からたまたま見つけ、自分からCDを買い、スマホに曲を流し込みリピートをしていき、歌詞を読み取ろうとしたり、右耳に聴こえるギターと左耳に聴こえるギターの違いを聴き比べたりしているのは初めての事で非常に楽しかったです。
大学生頃、フジファブリックが武道館ライブ、そして野音でライブをしていた演奏がDVD化、そしてなんとiTUNESにも公開された事を知ったときはすごく喜んでいたのをすごく覚えています。
当時はなぜか全曲を一気に入れようとはせず、今でも覚えているのが(武道館ライブの場合)
今週は1曲目と2曲目(桜の季節・陽炎)、その次の週は3曲目、4曲目(シャリー、SUGAR!!)、次は5曲目といくと思ったらこの曲のライブ盤を聴きたいということで、8曲目と18曲目(efill, 星降る夜になったら)・・・という風に聴いていき、アルバム版やシングル盤との違いを聴き比べていったのを今でもよく覚えています。
3.音楽鑑賞(大学3-4年生編:なかなか頑固?保守的な音楽幅)
大学3-4年生前ごろのどんな音楽を聴いていたかというと
クラシック音楽(古典派、ロマン派、印象派、ロシア音楽)と
フジファブリック
となかなか音楽の幅が広く、カラオケを歌いに行こう!となると
フジファブリックと井上陽水とその他なんかどっかで聴いたことがあるなあという曲目ぐらいしか歌えず他の人と曲がまったくかぶらない
王道の曲目ぐらいは知っといたほうがいいのでは?と思いましたがなかなか手が出ない。
となると、一人でカラオケに行き過去にフジファブリックがライブで歌った曲目ごとに並べて歌ったり、自分が好きなフジファブリックの曲を5、6時間歌うということをしていました。
大学4年生になり就活のインターンシップが始まりひーひー言っていた時にYOUTUBEで聴いたあるDVDのトレーラーを聴く機会がありました。
ちょうど上の動画が公開された月(2014.8)にこの動画をみて
「なんだ、この聴いたら無条件に元気がでそうなこの曲」
「ベースが分厚い」
「バンド編成が分厚い!」
「誰だ、ニセアキラって!」
となりながら初回限定版の内容に興味を惹かれ私は星野源のDVD
STRANGER IN BUDOKAN
を購入しました。
またいつものごとく、経歴、曲、アルバム曲を調べ、文筆業をしていると知り、本を買い気づいたらまた少し曲の幅が広がりました。
ただやっぱり当時星野源という名前はあまり知られておらずカラオケで
夢の外へを歌ってもなかなか知ってる人がおらず
「ああ・・・やっぱり王道の曲を・・・・」
と思っていた事が多かったです。
今思うと、「王道な曲を歌わなきゃいけない」「知らないといけない」
というのに拘り過ぎていたのかもしれません。拘っていたけれど、じゃあそれらをあなたはきくんですか?ときかれてもなかなか興味が沸かない。
知りたいけれど今知っている曲を繰り返しききたい。でもみんなが知っている曲も小耳にはさんでおきたいような気がするけれどでもまあいいや・・
みたいなめちゃくちゃメンドクサイ音楽の聴き方をしていました。
4.音楽鑑賞(社会人編:アップルミュージックってすごい!)(どんな音楽を結局聴いているのか?)
気づいたら社会人になり、お金がある程度たまる環境になると
学生時代には買いづらかったフジファブリックのDVDやアルバム、星野源のDVD、初回限定版のシングル
そして音源でしかきけなかったライブを観に行けたり
環境も変われば人も変わるので、新しい知り合い、友達からこんなミュージシャンがいるんだよ!と紹介を受け
Ceroを聴き始め、サマソニのライブやワンマンのライブにも行きました。
口コミからも少しずつ音楽幅が広がりましたがやっぱりすごかったのは
アップルミュージック。
J-POPやジャズ、そしてサントラ、クラシック音楽、そして様々な洋楽を毎月お金を払うだけで聴き倒せる。
「なんて革命的なんだ!」
と思いひたすら毎日新しいミュージシャンの曲をサルベージし、じゃあこの人のシングルは?アルバムは?ライブ盤は出してる?(ライブ盤大事)の問いを基に少しずつ新しい音楽新しい音楽と求めていきました。
そういうことをしていくとふと
「意外と自分がきかないぞと思っていた拘りって意外と小さいんだな」
という事に気づきました。
「洋楽はきかない」「ラップとかきかない」「R&B?なんだかわからねえな」「アイドルはなぁ・・・・」
意外とよくわからない拘りはありましたがアップルミュージックで出会う曲目に触れていく中で少しずつこれらのこだわりがなくなっていっています(あとはアイドル関連の曲のみ)
アップルミュージックの登場により、いろんな時代の曲、ジャンルの曲を聴くチャンスが増え、食わず嫌いを少しずつ減らしていく事ができたように思えます。
ただたくさん曲に触れていくと
「自分ってどんな人・どんなジャンルの音楽をきくんだろ?すきなんだ?」
という事がだんだんよくわからなくなっていきます。
よく初対面の人や知り合い、友達から
「どんな音楽きくんですか?」
「最近よくきいてるのは?」
「おすすめは?」
ときかれるといろいろきいているのに、このミュージシャンきいたけれどよかったよ!といいたいのに
「へへへ・・・・いろいろっすよ。そう、いろいろ・・・しいていえば、なんとか、名前忘れちゃったんですよね」
みたいな浮ついた情けない答えになってしまう。
まあ備忘録のようなものをSNSにまとめていたのですが、最近それですらあんまりよくわからない(そもそも、自分のきいている曲をほかの人に紹介しているのが主な目的だし・・・)
となり、最近はじめたのが
ほぼ日5年手帳に聴いた曲を書いてみる
買った当初(2018年ごろ?)はなかなか何に使うか決めておらず空白のページが多いのですが最近はその日に聴いた印象深い音楽、曲を
バンド名(ミュージシャンもしくは噺家)+曲名+アルバム名、ライブ盤ならどこのライブというのをかいていくようにしています。
すると、自分がどの曲をきいていたのか、だいたいの傾向がつかめていくことがわかりました。
(汚い字ですみません)
今のところ始めたばっかりなので3日坊主にならないようアバウトな表記内容にしていっているのですが
なかなか読みなおしていくと
YMOばっかりきいているときもあれば、古くにきいた井上陽水の曲を聴いていたり、マイケルジャクソンをきいていたり、
「最近は洋楽だとVULFPECKやルイスコールが好きなんだな」とか
「 2019年6月はKIRINJI(カタカナのほうのキリンジも)たくさんきいているなぁ」とか
「やっぱりフジファブリック好きなんだな・・・アルバムとライブ盤両方きいてる」
とか
「ボヘミアンラプソディーはやったときはしばらくクイーンばっかり聴き倒してたな」
とか様々な気づきがあり面白いです。
これからも様々な音楽を聴き倒し、音楽観をアップデートし、いろんな出会いを経て音楽を好きでい続けていきたいなと思いました。
長文になりましたがもし読んでくれた方おりましたらありがとうございました!
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