イタリア ミラノへ その1
2019年8月のこと。
旦那さんの出張にくっついてミラノへ行ってきました。
もちろん別行動なので、思い切り一人を満喫。時間が許す限り好きなところへ行き、好きなものを好きなだけ見てきましたよ。
イタリアにはすでにローマとバチカン、シチリアのタオルミーナやパレルモへ行っているんですが、アメブロ時代にも全く記事を上げてないですね…なぜ。
それはともかく、イタリアは何処へ行ってもとにかく見るものが多く、視覚情報が多くて大変です。歴史も整理出来ていないし、脳が糖分をドンドコ消費してるのが感じられます(笑)
駅でさえこんな感じ。
あまり遠出は出来ないし初めてなので、定番かつ必須のドゥオーモ周辺とスフォルツェスコ城、そしてダヴィンチ作「最後の晩餐」があるサンタ マリア デッレ グラツィエ教会へ行きました。
ドゥオーモ!
大混雑を覚悟して来たのですが、平日だったため思ったほどの混雑ではなかったです。
聖堂内はもちろん、屋上まで上がるのをオススメします。先にエレベーターで屋上へ行き、見学後に下り(階段)で聖堂内へ降りれば、聖堂内見学の為に長時間並ばなくて済みます。
見てるだけでも気が遠くなる造り。
内部ももちろん素晴らしいです。かなり広く、バチカンのサン ピエトロ大聖堂に次ぐ広さだそう。見所は沢山あるのですが、私はこの聖バルトロマイ像が目的の大半でした。
キリストの12人の弟子の一人で、生皮を剥がれ殉教した聖人。アトリビュートの一つである本を持ってます。(もう一つはナイフ。皮を剥がれたから)
この像は剥がされた自身の皮を纏っているという、グロ耐性が無いとヒエェとなりそうなものなのですが、耐性があればじっくり角度を変えてみよく見てみてください。
筋肉や血管、剥がされた皮についた頭髪など、恐ろしく細かに表現されています。生々しかった〜…。
あと、忘れてはいけない床!
なにかの準備中か、修復中なのか、仕切りが沢山立っていて見づらい箇所のありましたが、満足です。
その後はガッレリアを通って濃厚なチョコレートのジェラートを食べながら、お目当の文房具店(ファブリーノ)へ。
ダヴィンチ記念館やスカラ座を通り過ぎ
本命の文具屋さん。
カリグラフィ用のペン先やインク、シーリングスタンプ&ワックス、綺麗な紙もののほかレザーグッズもあり、何よりときめいたのが古そうな地球儀や天球儀、古地図の類でした。
こんなものが売られているなんて知ってたら、もっと予算をとってきたのに……!!
もちろんウェブ通販なんてやっていない(古風なお店です)ので、ここはまた訪れなければ…と、シーリングスタンプを買って帰りました。
パリの文具屋でもイタリア製のアイテムは売ってるし特別珍しいものでは無いのですが、メイドインイタリアという事で。
イギリス・イタリア・フランス・ドイツと、デザインの傾向がそれぞれ違って面白いし、どれも好きです。
万年筆のインクのカラバリなんかが顕著かな、と思ったり(インク沼にいなくて良かった)
長くなりそうなので、続きは次回に!
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