『立つ』ことから始めよう
今、限りなく死に近づいてる気がする。
ず~っと横になって、遊ぶことすらあまりしなくなって、食べてはぼーっとしていつの間にか寝て、食べてはぼーっとしていつの間にか寝て、動画を撮ることも億劫になって、そのままやらなくなって、ただただ、ただただ存在してる。
一応、生物学的には生きてるけど、心がどんどん死んでいってる気がする。このまま意識がどんどん薄くなって、何もわからなくなっていって、消えてなくなれるのならそれも悪くないかもしれない。
鳥の鳴き声、カラスの鳴き声、夕陽に照らされて温かく揺れる木々、少し汗ばむ体を程よく冷ましてくれる扇風機。
なんだか泣きたくなる。なにもかもなくなっちゃった。
空っぽになったなら、また色々詰め込めばいいんだろうけど、それもできそうにない。少しはあったはずの意欲も、少しはあったはずの楽しみも、少しはあったはずの向上心も、全部どっかいっちゃったみたいだ。
これだけ休んでるのに全然元気にならない。どれだけ休んでも全然元気になれる気がしない。むしろ休み疲れてる。休めば休むほどに疲れが増していってる。僕はこの沼から抜け出せるだろうか...。
...横になってたらダメだ。座ってたらダメだ。起きている限り、食事のとき以外はずっと立ってるくらいじゃないとダメだ。
本を読むときも、漫画を読むときも、ゲームをするときも、常に”立つ”。そして、とことん眠くなったときだけ、横になってしっかり寝る。たくさん寝て起きたあとはまた"立つ"。
そうして心を体を頭を鍛える。
多分、そうやって自分を鍛えようと律することが、生きることの実感に繋がる。「自分は今、精いっぱい生きている」そう思えたら、それはとても元気の出ている状態で、エネルギーが溢れてきている状態で、とても楽しくてとても気持ちいいんじゃないかな。
僕は、この人生をもっともっと楽しみたい。だから、まずは”立つ”ことから始めよう。きっと、"立つ"ことに慣れたら、その先には歩いたり走ったり飛び跳ねたり、色々な楽しいことが待っているから。