2024/4/19 権威主義からの脱却:心理的安全性が生む未来の組織

心理的安全性の高い組織には、フラットな人間関係が欠かせません。
しかし、多くの日本企業では、肩書に基づく権威主義的な組織運営が行われてきました。

個人の能力や個性よりも、上下関係が重視され、上位者の意向に従うことが美徳とされてきたのです。
盲目的に肩書に縛られている組織には、心理的安全性の前提がありません。

そして、このような旧来の日本型組織のあり方は、もはや時代に合わなくなっています。
昨今、日本の大企業で相次ぐ不祥事の本質的な原因は、まさにこの点にあるのです。
権威主義が蔓延すれば、その組織は沈みゆくのみです。

VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代と呼ばれる現代。
人も企業が成長し続けるためには、変化に適応し、新しいアイデアを生み出し続けることです。

そのために、多様な視点や価値観を取り入れること、つまりダイバーシティが鍵となるのです。
多様な意見が自由に交わされるためには、組織はよりフラットで柔軟であることが必要です。

さあ、皆さんも、自分自身や、周りの環境を見つめ直してみましょう。
一人一人の多様性が尊重され、自由に発言できる雰囲気があるでしょうか。
自分の中に、古い価値観に縛られた考え方がないか、どうか。

心理的安全性とダイバーシティを大切にする組織作りの未来を切り拓くのは、
一人一人の才能と可能性です。

素敵な週末をお過ごしください。

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