人身事故
どうも。
東野京(ひがしのみやこ)です。
年末や年度末って人身事故が増えがちですよね。
昨晩人身事故の影響を受けることがあり、色々と考えさせられました。
今回はその一連の流れを記していければと思います。
帰路についた私
私の勤める部署は3月と4月が繁忙期となり、この時期は残業が増えがちです。
繁忙に加えて感染症やその他体調不良等による欠員があり、そこの穴埋めに奔走していました。
連日遅くなっていたのでその日は出来るだけ早めに帰ろうと思っていました。
やりかけの仕事も明日に回し、今宵こそはと駅になだれ込みました。
急停車
電車に乗り込み、会社の最寄り駅を出発してすぐの事でした。
会社の最寄り駅と隣の駅の間の位置で、電車が急停車したのです。
座れていたのでそこまでの衝撃は感じませんでしたが、立っていたらマヂカルラブリーのつり革のネタのようになっていたかもしれません。
減速時はそうでもないのですが完全に停車するタイミングではそれなりの衝撃がきていたので、ここにマヂカルラブリーが居たとしたら村上も一緒に揺れてしまってネタが成立しなかったことでしょう。
この段階では停車の理由は分からずという状況でした。
いつものように踏切やホームのボタンが押されたりして安全確認が発生したとかそんな内容なのではないかなと思っていました。
そんな感じですぐに運転再開するだろうと思っていたのですが、甘い考えでした。
人身事故
車内アナウンスが流れ、東海道線にて発生した人身事故の影響で停車していることが告げられました。
復旧時刻も未定とのことで、そのまま電車に缶詰の状態です。
その後、電車内の液晶パネルを見ていると他路線の運行情報の表示が流れ、今回の件が表示されていました。
東海道線の復旧予定時刻は20時20分と記載があり、こちらの路線も同じタイミングになるのではという思考に行き着きました。
その後、車内アナウンスでも同様の情報が流れてきました。
急停車から20分くらい経過したところで、そこから更に1時間ほど待つ可能性があるという状況です。
それなら残業してきた方が仕事も進むし残業代も出て良かったなと若干後悔しました。
あたりには駆け付けた警察や消防等のサイレンが鳴り響いています。
少しでも早い復旧を祈るばかりでした。
他の乗客たち
周囲に目をやると、乗客たちは静かにスマホを操作している方が多かったです。
それ以外だと連れ合いの方と話しているか、電話で状況を伝えている方などが見られました。
そんな中、呪詛のような呟きが定期的に耳に入ってきました。
少し離れた席の男性がぶつぶつ恨み言を呟き続けているのです。
若干耳障りではありましたが、わざわざ移動する元気もありませんでした。
席の殆どが埋まってしまっている状況で移動したら座れる保証がないという点と、移動した先にはもっとヤバい人がいるかもしれないという思いから動けずにいました。
単純に仕事後で疲れていて気力がなかったと言えるかもしれません。
人身事故の当事者について
私はひたすらX(旧Twitter)を眺めていましたが、それにも飽きてきてしまっていました。
そこで、人身事故について考えてみる事にしました。
どんな人なのだろうという事故に遭われた方の人となりを考えたり、どうして人身事故に至ったのか等を考えたりしていました。
何らかの理由で自殺を選んだ可能性も有りますし、何者かによって突き飛ばされた可能性もあり得なくはないでしょう。
突き飛ばされてはねられたら異世界に転生してしまったりすることもあるのでしょうか。
等という事を考えている間に電車は動き出し、予定復旧時刻よりは大幅に前倒しで帰路につくことができました。
おわりに
人身事故者に限らず、他の乗客達にもそれぞれの人生があるのだなと思うと皆等しく興味深いです。
街中などで目を引く人がいるとその人の背景等を考えてしまいがちです。
ぼーっと見ていると目があってしまい、気まずい事もしばしばです。
自分も時々視線を感じることがあるので、誰かしらの興味の対象になっているかもしれないと思うと実に面白い。
最期までお目通し下さった方、ありがとうございます。
また何処かでお目にかかれたら幸いです。