尻軽vs尻軽 (Twitter140文字小説)
私の日課は猫の散歩。
道行く人に、猫は都度愛想を振り撒き甘い声を出す。
私は尻軽めと悪態を吐く。
あの人も散歩してた。
名前はまだ知らない。
けど彼と話す時間は頬が熱くなる。
ふいに足首に激痛。
言葉にならない声を上げ、猫に目を落とす。
この尻軽め。
猫の目はそう言っていた。
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