頭の中を空っぽにして
雲が東へ流れていく
この雲を目にした人は
幸運の女神に愛されているに違いない
なぜなら
いまの僕が幸せだから
幸せはどこからやってくるの?
それは空の彼方から
なんてことのない毎日も
空を見上げれば
気分が晴れる
自分が誰なのか
ほんのひと時 忘れられる
空の一部になったような気分に浸れる
頭の中を空っぽにして
自分が生きていることさえ
忘れてしまおう
そんなことをして何になるのと
言われるかもしれないけれど
心をまっさらにすることが
僕にとって大切な時間なのだから
僕の新刊文庫「自閉症の僕が生きていく風景」の試し読みができます。
よろしければ、ご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?