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頭の中を空っぽにして


雲が東へ流れていく

この雲を目にした人は

幸運の女神に愛されているに違いない

なぜなら

いまの僕が幸せだから

幸せはどこからやってくるの?

それは空の彼方から

なんてことのない毎日も

空を見上げれば

気分が晴れる

自分が誰なのか

ほんのひと時 忘れられる

空の一部になったような気分に浸れる

頭の中を空っぽにして

自分が生きていることさえ

忘れてしまおう

そんなことをして何になるのと

言われるかもしれないけれど

心をまっさらにすることが

僕にとって大切な時間なのだから


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