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2023.6.23の日記と首吊り未遂レポ

 眼帯をしながらこの文章を書いています。もう日付が変わって、土曜日になった。金曜日、急遽決めた目尻切開(片目のみ)で麻酔が最高だった。意識があるようなないような幸せな時間が続いて、その間に施術が終わっていく。人生もこうあれ、と思う。
しばらく日記を更新していなかったから、これからは毎日書く。過去の日記を読んで絶望感がどんどんと大きくなっていく様を振り返ったら、やっぱり記録していくという行為は純粋に面白いなと感じた。
私は、自我連続感(のようなもの!そんな言葉があるのか知らない)をあまり感じない。
今は休職中なので少しマシで、仕事をしているときはころころとフェイスを切り替えてしまうので、自分が過去から未来へ繋がっている気がしない。
しかし、日記を読むとたしかに自分は連続していて良くも悪くも突然起こる出来事など無いのだと気付かされる。それは嬉しい気がする。
 6月2日に、実は自殺未遂をしていて、それから休職している。まだ首と足首が痛い。
きっかけとなった出来事は確かにあったのだが、直接の理由は降り積もっていた絶望感なのだと思う。吊る前にクローゼットの物を取り出しながら頭の中で「これでしねる、おわる、おわれる……」とずっと繰り返していた。私はずっと終わりたかったので、その時間も意識が無くなる瞬間も大層幸せだった。そのまま、成功していても本当に良かったと今でも思う。誇張ではなく、すべての苦しみから解放された時間だった。パニック状態だったのだと今では理解できるがパニック状態で幸せでしねるなら最高だ。
 結局ベルトをロープと同じ要領で縛っていたからか切れてしまったらしく、いつの間にか床に落ちていた。全身が死ぬほど!痛くて動けず、何故か近くに落ちていたスマホで救急車を呼んだ。死にたい気持ちは変わっていなかったけれど、この動けない身体でもう一度、とはとても思えず、救急隊の方には大変迷惑をかけてしまった。
 この件で学んだのは、「鍵は開けておいて正解だった」「財布や通帳は机の上に出しておく」「死ぬ時に聴きたいからといってCoccoを流さない」です。特に最後の教訓、覚えておいてくださいね。その音楽、成功しても失敗しても誰かが止めるんですよ……。「とりあえず音楽止めますねー!」って言われた時、初めてちょっと後悔したくらい恥ずかしいのでした。 
 書く事、これくらいかな?とりあえず今は生きているし、整形手術をすると軽くハイになるから今後1か月くらいは大丈夫かなと思っています。

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