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やった感なんていらない

トレーニングにおける『やった感』とはいったいどんな感覚なのでしょうか。 

人によって基準は異なりますが、

・息が上がるトレーニング
・汗をかくトレーニング

私の経験上大きく分けるとこの二つです。

・息が上がるトレーニング

ダイエット指導などでよく見られますが「走る」「ミット打ち」「連続スクワット」などやたらと息の上がるトレーニングをさせること。

心肺機能の強度判断は個人差があるので、危険なトレーニングでもあります。

・汗をかくトレーニング 

1、息の上がるトレーニングで心拍の上昇とともに汗をかく

2、サウナのような場所で体の体温を上げて汗をかく

息の上がるトレーニングでは心肺機能は鍛えられてもボディラインは変わりません。

むしろ筋肉が減少する可能性が高まります。

汗をかくトレーニングではやった感が増えるだけでボディラインはかわりません。

汗をかく=気持ち良いだけ。です。

汗をかいて気持ちよくなり、結局は居酒屋などでビールなどを飲んで全く結果が出ない方を何人も見てきました。

ビールやワイン、日本酒などを飲んでしまうのにも理由があります。

筋肉には筋グリコーゲンといって炭水化物を分解した物質であるグリコーゲンが貯蔵されています。

それを運動によって消費してしまうと、カラダは燃料不足と判断して補うためにビールなど「炭水化物源」が欲しくなるんです。

炭水化物を含むおやつなども同じ理由で欲します。

特に1.2のようなトレーニングでは炭水化物を欲するのは当たり前ということです。

このようなことを繰り返しおこなっていても、いつまでたってもあなたが望む理想のボディラインには一生なれません。

やった感ではなく、変えたい部位、狙った筋肉を動かして『効いている感』を体感し理想のボディラインを獲得しましょう!


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比嘉洋貴(ひがひろき)
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